元プロレスラーの藤波辰爾、長州力、スタン・ハンセンが17日、埼玉・川越プリンスホテルで開催された『シン・名勝負数え唄スペシャルトークショー』に登場した。会場でスタンは、名物の雄たけび「ウィーーーッ！」を披露し、「ウィーーーッ！」を始めたきっかけを明かした。

　同イベントは、埼玉県で展開するスーパー・ベルクと広島近県で展開するスーパー・イズミが主催するキャンペーン。抽選で選ばれた100組200人のファンがトークショーに招待され、お笑い芸人の木村祐一がMCを務めた。さらにファンの中から抽選で選ばれたファン10人が、『スタン・ハンセンからラリアットを受ける権利』を獲得した。

　この日、3人にはファンから質問が。「ウィーーーッ！」と叫びながら指を突き上げるポーズについて、きっかけを聞かれたハンセンは、「日本でやった時に、『俺は若いんだ！』という意味で『youth』と言ったんだけど、それがなぜか『ウィーーーッ！』となった」と明かした。

　また、「生まれ変わってもまたプロレスラーになりたい？」という質問に長州は、「生まれ変わったら、楽な、お金持ちの家に生まれたいですよね～。ドバイあたり」と会場を笑わせ、「たぶん、この仕事はしないでしょうね～」と語った。藤波が、「彼はプロレスに入る前にずっとレスリングをやってきたから、もうやり尽くしたのかもね」と長州の考えに思いをはせると、「当時は就職もなかなかなくて、食べていかなきゃいけなかったから。（今はその道には）行かないでしょうねぇ」と答えた。

　ハンセンは「僕はアイスクリームを作りたいね」と笑わせると、「レスラーになれて、世界のいろいろな国を見る機会をいただいた。こんな職業はないので、また生まれ変わってもやりたい」と語った。