フジテレビで放送中の国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』（日曜午後6時）の主人公・まる子役などで知られる声優・TARAKOさんが4日未明、63歳で亡くなった。10日放送の同アニメの番組表概要欄には「ちびまる子ちゃん　TARAKOさんありがとう　『おばあちゃんの誕生日』」と記されていた。

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　この日の放送のオープニング前にはTARAKOさんの逝去と同アニメで1990年1月7日から34年間「まる子」役を演じていたことが伝えられた。さらに「天真らんまんでみんなに愛される『まる子』を大切に演じてくださったTARAKOさんのご冥福を心からお祈りいたします。長い間、本当にありがとうございました」とキャスト・スタッフ一同からの追悼テロップが流れた。

　TARAKOさんの死去はアニメの放送局であるフジテレビが9日、公表。「『ちびまる子ちゃん』で「まる子」役を演じ続けられてきたTARAKOさんが、3月4日（月）未明にご逝去されました。TARAKOさんは1990年1月7日に放送を開始した『ちびまる子ちゃん』の初回から、34年間にわたって「まる子」役を演じていただきました。これまでの多大なるご功績に感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表します」と報告された。

　またTARAKOさん最後の出演回は“『まる子、水の味がわかる？』の巻”は、3月24日（日）の1時間放送のなかでお届けする予定です」と明かされ、それまでは過去の放送回を改めて放送するとしていた。なお後任の声優や後任による放送開始時期については「現在対応を検討しているところです」と発表された。