【ズバリ!近況】写真集で話題になった安達祐実の母・有里さんが芸能活動続けない理由語る

コロナ禍は友達の店にも行かずジッと我慢していた【写真:山口比佐夫】
コロナ禍は友達の店にも行かずジッと我慢していた【写真:山口比佐夫】

ヘアヌード写真集発売に娘・祐実は…

 別に、脱ぐのは恥ずかしくなかったですよ。カメラマンとか、みんな仕事だってわかっていたから。恥ずかしいどころか、撮っているときは楽しかった。全員が自分の方を見ている感覚が。普通は大勢の人の中にいて、あっちにもこっちにも気を遣うけど、その時間だけは全員が私を中心に回るじゃないですか。ただ、どこまで断っていいのか、どこまでならワガママになるのか、わからなくなりますね。そんなことを考えながら撮影していました。

 祐実は「私が写真集のタイトルを付けてあげる!」って言ってくれたんですけど、祐実が考えたタイトルの写真集がすでにあったから使えませんでした。1冊目がけっこう売れたらしくて、2年後に2冊目を出したんですけど……。写真集のギャラはいくらだったけ。よく覚えてないですね。

若さを保つ秘訣は心の持ち方も大事!

 若さを保つためにって、とくに何もしていません。ストレッチをしたり、歩くときに姿勢に気をつけたり、くらいかなぁ。あと、あんまり、いろんなことを考えないことかな。人間関係って難しいと思いますけど、たとえ子供であっても親の思うようにならないこともある、と割り切ることかなあ。

 子供たちと遊んで、身体を動かしているのもいいと思います。自然に身体を使うから、体力を維持できるんだと思います。小さい子はいろいろなことができるようになるので、見ていて楽しいし。

5年前まで実母の介護をしていた

 母が5年前、84歳で亡くなったんですけど、ずっと一緒に暮らしていたので、いなくなったときには大分落ち込みました。最後は車イスで、入退院を繰り返してたんです。どんどん弱って、どんどんいろんなことができなくなっていく。良くなってはいかない。本人も辛かったと思いますね。

 孫を祐実みたいな芸能人に育てる? いやいや、大変だから、本人がどうしてもやりたいのでなければ、やらなくていい(笑)。ウチは母が小学校の先生で、祖父は弁護士、叔父も校長先生で、すごい厳しい家だったんです。私だけ「どうしたの!?」みたいな生き方をしてきましたけど(笑)、長く生きてきて、今振り返ると、真面目に会社勤めをしたほうが合ってたんじゃないかな、って思うんですよね。だから、下の孫は男の子だから、安定した仕事についたほうがいいんじゃないかな。祐実に言ったりはしませんけど、そう思いますね。

□安達有里(あだち・ゆり)1957年8月30日、東京・浅草生まれ。本名:長谷川有里。共立女子高校卒業後、就職して21歳で職場結婚。1981年、長女・祐実を出産し、人気女優に育て上げた。1991年、7歳下の男性と再婚し、翌年、次男・大を出産した。1998年、育児エッセイ「安達祐実の母でございます!―わが子の才能を育む41のヒント」(主婦と生活社)出版。2006年、ヘアヌード写真集「Myself」(バウハウス)を、2008年には2冊目のヘアヌード写真集「Beauty Smile」(晋遊舎)を出版し世間を驚かせた。

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