森七菜、海外ロケがつらくて涙「さすがに帰りたくて」 21日で10か国を巡る弾丸スケジュール

俳優の森七菜が7日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の完成披露試写会に佐藤健、長澤まさみ、ともさかりえ、山田智和監督とともに出席。約1か月の大型海外ロケを振り返って「つらいと言っている暇はなかったけど、1回泣きました」と打ち明けた。

完成披露試写会に出席した森七菜(右から2人目)ら【写真:ENCOUNT編集部】
完成披露試写会に出席した森七菜(右から2人目)ら【写真:ENCOUNT編集部】

絶景を目の当たりに長澤まさみに電話「見てほしくて」

 俳優の森七菜が7日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の完成披露試写会に佐藤健、長澤まさみ、ともさかりえ、山田智和監督とともに出席。約1か月の大型海外ロケを振り返って「つらいと言っている暇はなかったけど、1回泣きました」と打ち明けた。

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 原作は、発行部数35万部を突破した川村元気氏による同名恋愛小説。婚約者との結婚が控える精神科医・藤代俊のともに、かつての恋人から手紙が届く。ウユニ塩湖から届いた手紙には、10年前の初恋の記憶がつづられており、その後も世界各地から手紙が届く……というストーリー。

 佐藤演じる藤代の元恋人を演じた森は、アイスランド、ボリビアなどトランジットを含めると10か国を巡る大型海外ロケを敢行した。「いやぁ、つらかったです~。でも、21日間で10か国巡ったので2日に1回は違う国にいたことになる。目まぐるしすぎて、つらいとか言っている暇はないけど、コロンビアで1回泣きました。帰りたくて」と過酷ロケを回想した。

 役を演じられることに「ありがたい」と感謝しつつも、「さすがに帰りたくて母に電話して『正直、帰りたい』って。そしたら母が『いいけど、どうやって?』って言われて……。そのままウユニ塩湖に行ったんです」と語った。

 ウユニ塩湖では絶景を目の当たりにし、思わず長澤まさみに電話をかけたという。「絶景を見てほしくて。『見て~まさみさ~ん』って」とうれしそうに報告したが、司会者から「佐藤健さんには?」とツッコんだ。佐藤も「顔が思い浮かばなかったの?」と迫られたが、森は「しっかり顔は思い浮かびました。でも、まさみさんに電話をかけました(笑)」とコメントして笑わせた。

 本作の撮影をきかっけにカメラを学んだという森。撮影したカットが広告や劇中に使用さている。「この作品で勉強をはじめてものすごく好きになったので、いまも勉強を続けています」とにっこり。同じく佐藤もカメラが好きなようで「僕も思いっきり撮影していたけど、使われていない。気合を入れて撮ったのに何にも使われなかった」とぼやいていた。

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