クミコ、つんく♂、井上芳雄がタッグの新曲が完成 “世の中を元気付ける”思い込め

音楽プロデューサー・つんく♂が初めて手がけた絵本「ねぇ、ママ?僕のお願い!」(双葉社)を題材とした、母と子の愛情と絆を描いた楽曲「小さな手」が、親子ほどの年の差があるクミコと井上芳雄による11年ぶりのデュエット曲として6月24日にリリースとなった。つんく♂をはじめ、クミコと井上芳雄の3人は、世の中を元気付けるような楽曲にしたいという思いで新曲を作り上げた。

クミコ、つんく♂、井上芳雄の3ショット【掲載:ENCOUNT編集部】
クミコ、つんく♂、井上芳雄の3ショット【掲載:ENCOUNT編集部】

つんく♂の絵本「ねぇ、ママ?僕のお願い!」を題材とした楽曲「小さな手」 6・24リリース

 音楽プロデューサー・つんく♂が初めて手がけた絵本「ねぇ、ママ?僕のお願い!」(双葉社)を題材とした、母と子の愛情と絆を描いた楽曲「小さな手」が、親子ほどの年の差があるクミコと井上芳雄による11年ぶりのデュエット曲として6月24日にリリースとなった。つんく♂をはじめ、クミコと井上芳雄の3人は、世の中を元気付けるような楽曲にしたいという思いで新曲を作り上げた。

 CD販売に先駆けて6月6日から先行配信中の同曲は、思わず体を動かしたくなるリズミカルな明るい楽曲だ。楽曲制作当初には想像しなかった新型コロナウイルスの感染が今年に入って拡大し、緊急事態宣言の発令で長引く自粛生活が続いていたことを受け、3人は、3世代で楽しめる曲、元気付ける曲を作る思いを強くしたという。

 父親でもあるつんく♂や井上が自宅で新曲を聴いていると、音楽に合わせてノリノリに体を動かしている子供たちの姿が。そして、クミコも「外出ができない中、家の中で動けて、みんなで踊れるダンスのような体操のようなものがあれば運動不足も解消されそう!」と思い、新曲に振り付けを付けることになった。“キャッチーで踊りやすい振り付けを”と考えていた時、パパイヤ鈴木の名前が真っ先にあがり依頼。新曲に込めた3人の思いに共感したパパイヤ鈴木は、振り付け依頼を快諾したという。

 こうして、老若男女がおうちで楽しめる、簡単で親しみやすいダンスが完成した。明るい気持ちになれるポップな曲調の新曲「小さな手」のミュージックビデオ(MV)には、パパイヤ鈴木が特別出演している。

 松本隆プロデュースで“クミコ”と命名され再デビューしてから20年のクミコ。ミュージカル「エリザベート」で鮮烈なデビューから、今年、同じく20年を迎えた井上芳雄。ダブルで20周年となった記念すべき年の2人の新曲は、まさかのダンサブルなJ-POP。曲を初めて耳にした井上は「ミュージカルではリズミカルな楽曲も歌うものの、クミコさんと歌う時にはしっとりとした曲調のものが多いので、こんなにアップテンポで明るい曲になったのには驚きました。まさかクミコさんと踊るとは思わなかったです(笑)」と第一印象を語り、クミコも「バラード系と思っていたらダンサブル!未来を見据えて、世代をつないでいける曲が生まれたと改めて感じ、まさに必聴必見!一緒に踊れば老化防止にもなりますね!」と、各世代での楽しみ方に触れた。

「STAY HOME」が呼びかけられた中、パパイヤ鈴木のダンス動画が送られ、クミコと井上がそれぞれに自宅で練習。緊急事態宣言が解除された後、ソーシャルディスタンスを保ちながらMV撮影を開始すると、MVの中に登場する走る姿の撮影で、「走るとこ私大好き!ここすごい気に入っているんですよ!ここだけは私できるなって思って!」と言うクミコに、井上は「クミコさん走るとこいいですよ。ご利益ありそうな動きですね」と返し、笑いを誘った。順調に撮影が進んでいくように思えたが、はじめてのダンス曲への挑戦であるクミコは、音楽に合わせてステップを踏むことに悪戦苦闘。井上は、さりげなくクミコの動きに合わせていくほほえましい場面も。パパイヤ鈴木もクミコに、「踊りは完璧を求めるのではなく、オリジナルな動きでも楽しんでもらい、前向きな気持ちになれたら大成功ですよ」と話しかけ、笑顔満開なMV撮影の現場となった。

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