高橋一生主演『6秒間の軌跡』続編が決定 舞台は前作から1年後…新加入の宮本茉由「新たな風を」

俳優の高橋一生、橋爪功、本田翼、宮本茉由が4月13日スタートのテレビ朝日系ドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(土曜午後11時30分、初回1時間SP)に出演することが6日、発表された。

4月から続編が放送される『6秒間の軌跡』【写真:(C)テレビ朝日】
4月から続編が放送される『6秒間の軌跡』【写真:(C)テレビ朝日】

向田邦子賞受賞脚本家・橋部敦子氏のオリジナルストーリー

 俳優の高橋一生、橋爪功、本田翼、宮本茉由が4月13日スタートのテレビ朝日系ドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(土曜午後11時30分、初回1時間SP)に出演することが6日、発表された。

 本作は昨年1月に放送された向田邦子賞受賞脚本家・橋部敦子氏のオリジナルストーリーで躍動した心温まるファンタジーホームコメディードラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編となる。今回も橋部氏が脚本を手がける。

 今作の舞台は、前作から1年後。コロナ禍も落ち着き、ようやく花火大会が行われ、望月星太郎(高橋)も水森ひかり(本田)もあわただしい日々を送っていたが、ある理由から、望月航(橋爪)から5代目を継いだはずの星太郎は自堕落に過ごして自室に引きこもる。望月煙火店は、開店休業状態に。星太郎をよそに、ひかりは他店を手伝い、花火職人としての技術をより磨いていたが、そんな最中、2人の前に久しぶりに航が現れる。

 星太郎と航の口げんかがきっかけとなって、望月煙火店は廃業の危機に。ピンチに直面する望月煙火店に、突然、謎の女性・野口ふみか(宮本)が訪れる。彼女は星太郎に弟子入り志願をするばかりか、なんと、唐突にプロポーズ。やがて、独身花火師×美女2人、再び現れた父の幽霊とひとつ屋根の下で暮らすこととなる。

『6秒間の軌跡』に出演する宮本茉由【写真:(C)テレビ朝日】
『6秒間の軌跡』に出演する宮本茉由【写真:(C)テレビ朝日】

キャスト陣のコメント全文

○高橋一生
「『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編のお話をいただき、『ありがとうございます』という気持ちになりました。というのも、前作の最後に望月煙火店のセットを崩す際、ほとんどの皆さんがセットの中で写真を撮っていて。思い入れを持って、作品を作ってくださっていたんだなと痛感したんです。スタッフの皆さんが作品を愛してくれているということが分かっていたので、またあの場所に戻れるのは、素直に嬉しかったですね。橋部敦子さんの脚本には、引き続き今回も何気ない日常の中にある“生きる意味”のようなものが書き込まれています。それを着実に拾いながらも、いかに、何でもないように見せるかという芝居を再度、ヅメさん(橋爪)、本田さんとできるということも楽しみで、喜びを感じます。

 また、そんな3人の関係性に、今回から宮本茉由さんが演じられる野口ふみかという女性が加わります。宮本さんとは『東京独身男子』(2019年/テレビ朝日系)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(2020年/関西テレビ・フジテレビ系)以来の共演となりますが、ある程度、完成された3人の関係の中に入ってこられるわけですから大変だと思います。ですので、ヅメさん、本田さんには、くれぐれも失礼のないように! と、強く言っておきたいと思っています(笑)。何気ない日常がいかにかけがえのないものなのかということを、前作ではとても大事に描いていたと思います。なんでもない一日が、後になってとても大事に感じられる……。そういった空気感や、失われつつある“日本の原風景”を感じながら、楽しんでいただければと思います。地方都市のある花火店の日常をこっそり覗いている感じで、肩ひじ張らずにクスッと笑っていただければ嬉しいです」

○橋爪功
「最初に今回の話を聞いた時は『またか……』って感じでした(笑)。また一生、翼と一緒に演技する…… どこか、同窓会みたいなものも感じます。同窓っていうと、若い2人からは怒られるかもしれませんが(笑)。今作も、好テンポのセリフ劇となりそうです。僕も、そのテンポを壊さないように、頑張ってセリフを覚えなきゃと思っています。今回から、宮本さんが加わりますが、なるべく早く慣れていただければいいですね。翼も最初は緊張で楽屋に近づきもしなかったし(笑)。僕も一生も不愛想なんでね。初対面で嫌われないようにしないと(笑)。今回も前作と同様、すべてを一生に任せます。そうすれば、間違いないと思っているので。いい緊張感を持って臨もうと思っておりますので、視聴者の皆さんには、またお付き合いいただければと思います。今回も、航のミニコーナーはあるのでしょうか? そちらもお楽しみに」

○本田翼
「前作を撮っている時から、『もし続編があったらどうする?』という会話は、高橋さん、橋爪さんとしていたんです。でも、本当に戻ってこれるとは思っていませんでした(笑)。前回の現場はアットホームで、学ぶこともすごく多かったので今回もとても有意義な時間になりそうで、ワクワクしています! さらに、宮本さんが演じられるふみかちゃんの存在も大きいですよね。望月煙火店の3人をいい意味でかき乱して、今までになかった価値観をぶつけてくださると思うので、物語にさらに奥行きが出そうです。前作の撮影で学んだことは“失敗を恐れるな”! 今回も会話劇の応酬が見どころのひとつですが、前作よりもさらに“日常会話”に近いと感じているので、私にとっても新たな挑戦となりそうです。失敗を恐れずに臨みたいと思います! 前作にもあった、温かい雰囲気やクスッと笑える展開に加えて、新たなスパイスも入り、より楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!」

○宮本茉由
「前作を拝見していて、お三方のセリフ回しのテンポ感がすごいなと思っていました。今回、その関係性の中に入れていただけるということで、喜びよりも先に緊張感と不安感が押し寄せてきました。台本をいただいて読み込むことで、演じる野口ふみかのイメージを私の中で広げていったのですが、衣装合わせや監督とのお話の中で、また、どんどんふみかの印象が変わることがあって。今は、彼女の持つ背景なども加味しながら、役を膨らませていく作業にワクワクしています。現場の空気感や、ポイントとなるようなセリフを意識しながら丁寧に演じられればと思っています。ほっこりとしながらも、登場人物それぞれの人生のドラマもしっかりと描かれていて、大好きな作品でした。そんな中に、野口ふみかというちょっと奇抜な、でも、芯をしっかりと持った女の子の役で出演できて光栄です。作品に新たな風を吹かせられるよう、頑張ります!」

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