『VIVANT』AMDアワード大賞を受賞 堺雅人「賞を励みに」 福澤監督「当たってよかった」

昨年放送されたTBS系連続ドラマ『VIVANT』が、『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'23/第29回 AMDアワード』の「大賞/総理大臣賞」を受賞した。5日、都内で授賞式が行われ、主演の堺雅人、福澤克雄監督が登壇した。

授賞式に出席した福澤克雄監督(左)と堺雅人【写真:ENCOUNT編集部】
授賞式に出席した福澤克雄監督(左)と堺雅人【写真:ENCOUNT編集部】

「AMD理事長賞」は映画『THE FIRST SLAM DUNK』

昨年放送されたTBS系連続ドラマ『VIVANT』が、『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’23/第29回 AMDアワード』の「大賞/総理大臣賞」を受賞した。5日、都内で授賞式が行われ、主演の堺雅人、福澤克雄監督が登壇した。

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日本国内において発売・発表され、デジタルメディアにて表現されたコンテンツおよびサービスを対象に、優れた作品を年間コンテンツ賞「優秀賞」として選出。優秀賞の中から「大賞/総務大臣賞」と「AMD理事長賞」などを決める。

大賞に選ばれ、堺は「ありがとうございますと言う相手が増えて本当にうれしいと思っている」とにっこり。2か月半におよぶモンゴルでの撮影を振り返り「人口300万人ほどの国ですが、自分たちが作ったドラマを楽しみにしていた。物語を楽しんでいるんだと感動があった」といい、「この賞を励みにしてみんなと分かち合いたい。モンゴルのスタッフ、キャストも仲間です」と語った。

福澤監督は「何度も言っていますが『当たってよかった』。大変な予算をかけ、豪華なキャストにお願いしたので、コケたら大変だと思っていた。日曜劇場は数字が悪いとなんやかんやいろいろなことを言われますし、国民に元気になってもらうには、いままでにないドラマを作るしかなかった。ビビりながら作ってよかった」と安堵(あんど)の表情。「すべて堺さんの演技のおかげです。出ていただいて、ありがとうございました」と感謝を伝えた。

昨年7月から9月に放送された連続ドラマ『VIVANT』。ハイクオリティな映像美に加え、堺演じる主人公・乃木憂助と彼を取り巻く公安、さらに「別班」という謎の組織が複雑に絡み合った重厚なストーリーが回を追うごとに話題を呼び、放送直後に伏線を考察する投稿がSNS上を飛び交うなど、社会現象にもなった。昨年12月にはNetflixで世界配信をスタートさせた。

なお、今年の「AMD理事長賞」には映画『THE FIRST SLAM DUNK』が選ばれた。

◆年間コンテンツ賞「優秀賞」
新しい学校のリーダーズ
アニメ【推しの子】
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
THE FIRST SLAM DUNK
将棋チャンネル
STOP! 海賊版「ありがとう、君の漫画愛。」
ストリートファイター6
日曜劇場『VIVANT』
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Pokemon Sleep

◆功労賞
任天堂株式会社 代表取締役フェロー 宮本茂氏

◆江並直美賞(新人賞)
株式会社 MIERUNE グラフィックデザイナー 加藤創氏

◆リージョナル賞
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