杉咲花の歩くスピードに友人・小野花梨が仰天「ついていけない。競歩でした」

俳優の杉咲花が1日、都内で行われた映画『52ヘルツのクジラたち』の初日舞台あいさつに志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃季、成島出監督とともに出席した。

左から小野花梨、宮沢氷魚、杉咲花、志尊淳、桑名桃季【写真:ENCOUNT編集部】
左から小野花梨、宮沢氷魚、杉咲花、志尊淳、桑名桃季【写真:ENCOUNT編集部】

映画『52ヘルツのクジラたち』の撮影振り返り「大分の時間は癒やしだった」

 俳優の杉咲花が1日、都内で行われた映画『52ヘルツのクジラたち』の初日舞台あいさつに志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃季、成島出監督とともに出席した。

 原作は2021年の本屋大賞を受賞した、町田そのこ氏による同名小説。タイトルの「52ヘルツのクジラ」とは、仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラのこと。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚(杉咲)が、虐待され「ムシ」と呼ばれる少年と出会い、今はもう会えない安吾(志尊)との日々を思い出す……というストーリー。

 貴瑚が住む海辺近くの一軒家は大分にあったため、本作は大分と東京で撮影された。大分での撮影を聞かれると、杉咲は「ロケ地になったお家のテラスは開放感があって、天気にも恵まれたし、ご飯もすごくおいしかった。大分の時間は癒やしだった。みんなとご飯に行ったり……」と紹介した。

 またホテル周辺を、友人でもある小野とウォーキング。すると小野が「花のウォーキング、早いんですよ。すっごい早くて、小走りじゃないとついていけない。競歩でした」と苦笑しながら明かすと、杉咲は「リタイアしたよね」と途中離脱したことをツッコんだ。

 舞台あいさつでは子役の桑名桃季が、映画に出演したことで周囲が「お友だちがみんな絶対見に行くって言ってくれた」とうれしそうに報告。司会者が「この舞台あいさつの模様も翌朝テレビで流れるかも」と話すと、志尊が「(カメラに向かって)友達に手を振っておいたら?」とうながした。すると「大丈夫です」とまさかの拒否で、志尊は「ごめんな、余計なこと言っちゃって……」と苦笑いだった。

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