俳優の堺雅人と古川琴音が29日、都内で行われた「伊右衛門」戦略・新CM発表会に出席。初共演の2人が同商品シリーズのCMに出演する心境などを語った。

　今年発売20周年を迎えるサントリー緑茶「伊右衛門」は、味わい・パッケージデザインともに刷新。茶葉は1.5倍、旨み抹茶は3倍になる。3月12日より全国発売する。堺と古川は新イメージキャラクターに就任。3月18日より全国順次オンエアする同商品の新テレビCM「美容室」篇および「レストラン」篇に出演する。

　マイクを手にした堺は「新たな門出ということで、身も心もさっぱり、スッキリ、ワクワクしております」とニッコリ。古川も「子どもの頃からずっと飲んできたお茶なので、本当にドキドキ、ワクワクしています」と述べた。
　
　今回2人は、「伊右衛門」ブランドのCMに約20年間起用され続けた本木雅弘らの後を継ぐ。その点に触れて堺は「すごく好きなCMシリーズだった。本当に本木さんのお芝居、宮沢（りえ）さんの凛としたたたずまい。本当に素晴らしい世界がそこに広がっている、そういう20年をずっと、一視聴者として見ていた」と言い、「今度は、それを変えるというよりも、本木さんを中心とした皆さんが作られた世界に、（視聴者の）皆さんと一緒に入っていく。そこを味わっていく。そういうシリーズとして、21年目からまた積み重なっていければ」と意気込んだ。