3ピースロックバンド・SHISHAMOが20日、神奈川市役所で行われた、かわさき飛躍祭記者発表会に登壇。バンド結成の地・川崎への思いを語った。

川崎市は、市制1000周年記念日の直前6月29日に、川崎が誇る多彩な魅力をイベント化し、等々力緑地をフル活用した祝賀イベント・かわさき飛躍祭を開催。音楽フェス・かわさき100フェスには、SHISHAMO、sumika、スキマスイッチの常田真太郎、川崎ゆかりのアーティストが出演することが発表された。

　川崎市の高校の軽音楽部で結成されたSHISHAMOは、市制100周年を迎えるにあたり発足したかわさきスペシャルサポーターに就任。ギターボーカルの宮崎朝子は、「生まれ育った大好きな街・川崎の100周年をスペシャルサポーターとしてお祝いできることをうれしく思っています」とあいさつし、「本業であるライブでのパフォーマンスをできることがうれしくて、ここまで（の活動）で一番の見せ場になるんじゃないかと思っています。気合が入っています」と意気込みを語った。

　川崎への思いを聞かれると、「昨年CDデビュー10周年を迎えて、SHISHAMOの歴史すべてに川崎があったと思っています。自分を作った町でありますし、これまでの楽曲もすべて川崎で作ったもの」と説明。「川崎が無かったらSHISHAMOというバンドは無かった。そもそも結成していないので、SHISHAMOのすべて、それ以上に自分のすべてだと思っています」と特別な思いを明かしていた。

　発表会には、同じく川崎市出身のバンド・sumikaの片岡健太、荒井智之、小川貴之も登壇した。