【ブギウギ】三浦りょう太、意外な姿で初現場 まるで温泉従業員、服に「三浦温泉」

俳優・三浦りょう太が29日、趣里が主人公の福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)に、スズ子の新たなマネジャー・柴本タケシ役で本格出演した。制作統括の福岡利武氏が取材に応じ、三浦の起用の背景や魅力、現場の様子などを語ってくれた。

柴本タケシを演じる三浦りょう太【写真:(C)NHK】
柴本タケシを演じる三浦りょう太【写真:(C)NHK】

制作統括が明かす舞台裏 スズ子の新マネジャー・柴本タケシを好演

 俳優・三浦りょう太が29日、趣里が主人公の福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)に、スズ子の新たなマネジャー・柴本タケシ役で本格出演した。制作統括の福岡利武氏が取材に応じ、三浦の起用の背景や魅力、現場の様子などを語ってくれた。

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「礼儀正しくてしっかりした好青年です。面白い人で、最初に『三浦温泉』という文字が入った作務衣みたいな服を着て現場に現れました。普段、温泉で働いている? と聞いたら『あまりにも温泉が好きで架空の温泉で働いている人ふうの服を作ってみました』と言っていました(笑)。演じるタケシは空回りして調子に乗るタイプですが、すごく魅力的で、今後の成長を感じたいと思うキャラクターに演じていただけて良かったと思います。三浦さんは好青年でまっすぐな人。現場でも愛されていました。明るくて、あいさつも大きな声で『おはようございます』と言って現場に入ってくる姿は気持ち良かったです」

 そもそもの起用の経緯も気になる。

「もともと三浦さんは、スズ子の弟・六郎役を選ぶオーディションに参加してくれました。明るくてまっすぐな好青年という印象でした。スズ子のマネジャーが山下達夫(近藤芳正)からタケシに世代交代という話になった時、まっすぐさが大事ということと脚本家・足立紳さんがお調子者の感じと台本に書いてきたこともあり、三浦さんにお願いしました。直感的に昭和っぽさもうまく表現してくれそうと感じたというのもありました。台本にあるタケシのキャラクターにうまくはまった感じです。六郎のオーディションでは雑談で盛り上がり、楽しくて親しみやすさを感じた記憶があります。タケシの話になった時、三浦さんがいいと自然に思い浮かびました」

 三浦は途中から撮影に参加したが、現場での様子はどうだったのか。

「今までテレビで『ブギウギ』を見ていたので『ドキドキです』と話していました。最初は緊張していましたが、くしくも演じるタケシも最初は新参者として緊張している設定でしたのでドラマ的にはすごく面白くなったと思います。ピッタリの役となりました」

 趣里とのコンビネーションはどうだろう。

「趣里さんと所属事務所が一緒ということもあり、普段は趣里さんにとって、かわいい後輩という感じです。普段から仲良く話しています。タケシはスズ子に怒られますが、愛がある設定。見捨てないという部分はうまく表現できたと思います」

※りょう太の「りょう」=けものへんに寮のうかんむりなし

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