フジテレビでは、12日午後7時からザ・ドリフターズ結成60周年記念番組として『ドリフ大爆笑～国民が選ぶベストコント60～』を放送する。1964年にいかりや長介、加藤茶、仲本工事、高木ブー、荒井注の5人でスタートし、2024年に結成60周年という節目を迎える“ザ・ドリフターズ”。彼らの魅力を余すことなく堪能できる超貴重な2時間スペシャルとなる。

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　1964年の結成以来、『ドリフ大爆笑』（フジテレビ系）をはじめとした数多くの番組で、日本中に笑いを届けてきた国民的人気グループであるザ・ドリフターズが今年 “結成60周年”というメモリアルイヤーを迎えた。半世紀以上にわたり、見る者の心を一瞬でつかみ、いつの時代も老若男女全ての人に愛される笑いを貫いてきたザ・ドリフターズのコント。おなじみの体を張ったコントや、実際に観客を入れての公開コント、特徴的なキャラクターなど、今も色あせることなく語り継がれるほど。

　60年もの歳月に彼らが残したコントは数千にもおよび、まさにドリフは日本のお笑い界に欠かすことのできない存在となっている。そんな彼らが作り上げてきた笑いをぎゅっと凝縮した今回のスペシャル番組は“みんなが大好きなドリフのコント”について国民投票を実施。かつて放送が始まると町から人が消えるほどの伝説のお笑い番組『ドリフ大爆笑』。番組でこれまで放送された3480作品の中から、番組スタッフが珠玉の60作品をピックアップ。その60作品から特別サイトにて1か月にわたり投票を行い、このほど“日本中から愛されたベストコント”が決定した。

　今回の投票には、ドリフと親交が深い芸能人から、実際にコントに出演した人まで幅広い面々が参加。今やバラエティー番組やCMなどテレビで見ない日は無いといっていいほど活躍する大悟（千鳥）も、ベストコントを選出。『ドリフ・バカ殿・志村友達大集合SP』（2020年12月／フジテレビ系）で志村けんさんに扮（ふん）して『ドリフ大爆笑』のオープニングを再現したほか、公私にわたり志村さんと交流のあった大悟が選ぶ最高のコントとは？

　他にも、数々のコントで体を張り、「赤まむし」「なまたまご」のセリフで爆笑をさらうなど、まさに“ドリフの世界の住人”である研ナオコや、代表的人気キャラクター「雷様」のゲストとして登場し、いかりや長介さんと小気味よいツッコミの応酬を繰り広げて笑いの渦を巻き起こした和田アキ子、今年1月11日に放送された『ドリフに大挑戦！ドリフ結成60周年 爆笑大新年会SP』でドリフのコントに初挑戦した松本幸四郎といった、そうそうたる顔ぶれも投票しコメントを寄せている。もちろん今もコントを披露する飯尾和樹（ずん）、飯塚悟志（東京03）、カンニング竹山、柴田英嗣（アンタッチャブル）らも、ベストコントを選出。

　エントリーされた60作品の中には、息の合った掛け合いと、何が起こるか分からないドキドキ感が見る者をくぎ付けにした名作中の名作「威勢の良い風呂屋」や、志村さんが志村藩のバカ殿に扮（ふん）し、城内や城下で起こるさまざまな出来事を描く「バカ殿様」といった国民的人気キャラクターのコントもラインナップ。他にも「母ちゃんと子供たち」や「修学旅行」といった客前でアドリブを交えながら躍動する公開コントや、志村さんと加藤茶の最高級の掛け合いで生みだされる爆笑必至の「CM撮影」、今なお『ドリフに大挑戦スペシャル』（フジテレビ系）で新作が放送され続けている「雷様」など超豪華なコントがずらり登場する。