綾野剛、16歳・齋藤潤からの手紙に感激「自分にはもったいない」 再共演を約束

俳優の綾野剛が5日、都内で行われた映画『カラオケ行こ!』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席。共演した16歳の若手俳優・齋藤潤から感謝のメッセージが送られた。

大ヒット御礼舞台あいさつに出席した綾野剛(右)と齋藤潤【写真:ENCOUNT編集部】
大ヒット御礼舞台あいさつに出席した綾野剛(右)と齋藤潤【写真:ENCOUNT編集部】

読み終えた齋藤は涙

 俳優の綾野剛が5日、都内で行われた映画『カラオケ行こ!』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席。共演した16歳の若手俳優・齋藤潤から感謝のメッセージが送られた。

 中学生・岡聡実を演じた齋藤がつづった手紙が読み上げられることになり、スタンドマイクが準備された。綾野は「こういう感じですか? 見たことある」とまさかの展開に驚きながら齋藤の言葉に耳を傾けた。

 齋藤は「いつも隣で見守り支え続けてくれた。だからこそ、聡実くんと乗り越えて俳優としての第一歩を踏み出せた。本当に幸せ、感謝の思いでいっぱい。もうすぐ会う機会がなくなってしまうけど、必ずまたお仕事できるように頑張ります。たくさんのもとと出会って成長の起爆剤にしたい。お忙しいと思うけど、健康第一で頑張ってください」と綾野への思いを打ち明けた。

 読み終えた齋藤が抑えきれない涙を拭うと、綾野は優しく「大丈夫?」と声をかける。熱い抱擁(ほうよう)をし、「くるものがある。とてもまっすぐな言葉で、自分にはもったいない。すてきな文章をいただきました。とても感銘を受けている」と大感激だった。

 聡実役のオーディションに同席し、齋藤の発掘の場に居合わせた綾野。「オーディションで出会ったときからきょうまで、俺は俳優の誕生を目撃した。これから彼のことを見続けることがとても大切。それが彼を成長させていく」といい、「ずっと見続けて参ります。必ずまた共演しましょう」と約束した。

 和山やま氏による同名漫画が原作。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも歌を上達したいヤクザの成田狂児が、合唱部部長の中学生・岡聡実に歌唱指導を依頼するというストーリー。

 舞台あいさつには坂井真紀、宮崎吐夢、八木美樹、後聖人も参加した。

次のページへ (2/2) 【写真】抑えきれない涙を拭う齋藤潤と熱い抱擁をする綾野剛
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