岡本玲、“痛快な復讐劇”ドラマ主演は「とてもわくわく」 桐山漣と夫婦役「どんなクズ男になるか楽しみ」

俳優の岡本玲、桐山漣らが夫婦を演じるスカッと爽快なサレ妻たちの復讐ドラマ『極限夫婦』(木曜深夜0時25分、関西ローカル)。第2章キャスト陣のコメントが到着した。第2章「玉川(たまがわ)夫婦の場合」が8日深夜0時25分放送の4話から3週にわたってカンテレで放送され、DMM TVで独占配信される。

『極限夫婦』に出演する岡本玲【写真:(C)カンテレ】
『極限夫婦』に出演する岡本玲【写真:(C)カンテレ】

第2章のゲストキャストに浅野ゆう子、白間美瑠、木下隆行が出演

 俳優の岡本玲、桐山漣らが夫婦を演じるスカッと爽快なサレ妻たちの復讐ドラマ『極限夫婦』(木曜深夜0時25分、関西ローカル)。第2章キャスト陣のコメントが到着した。第2章「玉川(たまがわ)夫婦の場合」が8日深夜0時25分放送の4話から3週にわたってカンテレで放送され、DMM TVで独占配信される。

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 原作は“めちゃコミック”で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミック。松村沙友理・竹財輝之助/岡本・桐山/北乃きい・平岡祐太が3組の夫婦を演じ、それぞれの結婚生活の果てにある極限状態と、夫へのスカっと爽快な断罪をオムニバス形式で描く。

 8日から放送する第2章「玉川(たまがわ)夫婦の場合」(4~6話)では、岡本と桐山がメインキャストを務める。2人が演じるのは、一見誰もがうらやむ幸せな関係のはずが“妊活クライシス”に陥ってしまう夫婦役。子どもがなかなか授かれずに悩みぬいた果てにある夫婦の“極限状態”と妻を裏切る最低夫へのスカッと痛快な復讐劇を描く。岡本は面倒見がよく同僚・後輩に慕われるキャリアウーマン・杏子(きょうこ)役を、表向きは家事にも妊活にも協力的だが、裏では妻に妊活を押し付ける身勝手な夫・直樹(なおき)役を桐山が演じる。

 第2章で主演を務める岡本は「実はドラマのお話をいただく前から、SNSで流れてきた広告が気になって原作を読ませていただいてましたし、読んでとてもスカッとしました(笑)。なので、オファーをいただいた時は“あの作品だ!”と、とてもわくわくしました!」と出演決定時の心境を振り返る。

 夫婦役を演じる桐山について尋ねると「2回共演経験があり、休憩時間にお話させてもらったりして本当にいい人だと思っていたので、桐山さんが直樹を演じると聞いた時は、どんなクズ男になるか楽しみでした。漫画は自分の現実から離れたファンタジーとして楽しんでいましたが、実際に桐山さんが演じると“そうだよね、絶対こんな旦那モテるもんね!?”と思えて、より楽しかったです。浮気相手との写真がとてもいい感じで、めちゃくちゃ腹が立ちました(笑)」とその演技を絶賛する。

 また、桐山が演じるクズ夫・直樹と本人のギャップを感じたエピソードとして「寒い時期の撮影だったのですが、桐山さんがホットコーヒーを差し入れしてくださいました!」と明かした。

 今回、岡本が演じるのは不妊に悩むキャリアウーマンという難しい役どころだが、役作りについて「杏子はバリバリ働いている人なので、彼女の社会性を意識して演技するようにしました。杏子が普段の仕事では自分の主張もしっかりできる人だろうに、不妊治療に励む中で旦那さんに対してだけ負い目を感じてしまうところは、理解できます。最近は“不妊治療”という話題が、以前よりオープンに相談しやすくなってきていると思いますし、調べてもたくさん情報が出てきます。でもデリケートな問題だからこそ、情報をもとに頭で考えるだけではなく、直樹さんとのお芝居で生じるその場の感情をより大事に演じました」と真摯に語り「視聴者のみなさんは、最後まで見て、思う存分スカッとしてください。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。

 そんな岡本の夫役を演じる桐山に「これほどまでの見事なクズを演じるのははじめて」とまで言わしめる最低男の役を引き受けた理由を尋ねると、桐山は「相手役が岡本さんだったからですね。2回の共演経験はあっても、ほとんどセリフを交わしたことがなかったのですが、以前からとてもすてきなお芝居をされるなと思っていたので、岡本さんと演じられるなら役者としていろんなことを勉強させてもらえるんじゃないかと思い、前向きな気持ちで出演を決めました」とまっすぐに語る。

 岡本の印象的なエピソードとして桐山は「岡本さんがクランクインの日に予定より1時間はやく来ていたので“気合たっぷりだな!”と思ったら、時間を間違えていたみたいで(笑)。意外とおっちょこちょいな一面もあるんだな、と思ってほほえましかったです」と話し、和やかな笑みを浮かべた。

 今回は、子どもを切望しながら、不妊の責任を妻だけに押し付けるクズ男を演じるが、桐山本人は「実際に子どもがなかなかできずに苦しんでる方も数多くいらっしゃるセンシティブな問題で、夫婦のどちらが悪いってことでもないと思います」と真逆の意見。自身の役どころについては「僕が演じる直樹は、やさしいようでやさしくないクズ夫ですが、流されやすくてかわいそうな人でもあります。やることはやってるんですけど…」と苦笑い。

 最後に、クズ夫を演じた心境を振り返って桐山は「“こんな素敵な奥さんがいながら直樹は何をやってるんだろう?”と思いながらも、妊活は自分だけ何もしないで開き直っている直樹の最低な生き様を楽しく演じさせていただきました。結果的には大どんでん返しが来るので、どうかクズの末路を温かく見守ってください!」と語り、見どころをアピールした。

 さらに第2章のゲストキャストとして浅野ゆう子、白間美瑠、木下隆行(TKO)が登場。浅野が夫の不倫が原因で離婚した過去をもつ直樹の母で杏子のよき相談相手・玉川麗子(たまがわ・れいこ)役を、白間が直樹にあこがれを抱く杏子の後輩・飯島由香(いいじま・ゆか)役を、木下が杏子の会社の上司・高砂裕之(たかさご・ひろゆき)役を演じる。

 3人からのメッセージは下記の通り。

○浅野ゆう子

「私は元々活字が好きで読書が趣味なのですが、最近は漫画が原作のドラマや映画が多くなり、コミックスを読むということが増えました。この『極限夫婦』も、偶然にもまだドラマのお話なんて全然ないころにタイトルを見て“これはおもしろそうだな”と思い、5巻まで読んでおりました。ですのでお話を頂戴したときは“それ読んだ、知ってる”とびっくり。私のいただいた役は、直樹の母親で、お嫁さんの杏子さんにとっても良き姑となる、玉川麗子です。岡本玲さん演じる杏子さんとの心の交流も描かれていて、演じ甲斐のあるお姑さんでした。原作者のきづきあきらさん・サトウナンキさん両先生にもご挨拶をさせていただき、“浅野さんらしく好きに演じてください”とエールもいただいて、とても嬉しゅうございました。

 不妊という非常にセンシティブなテーマをもとに、全男性がぞっとするような展開で、最後に誰もがスカッとする、非常に見応えのある作品だと思います。時代にマッチした、いろんなタイプのご夫婦のお話が展開されているこのシリーズ。3組それぞれに“すごくわかる!”と共感できる部分があり、女性なら“こんなことされたら本当に嫌だし、こうはなりたくないわよね”なんて気持ちを持ちながら楽しんでいただけること間違いなし。作品は第2章に入ります。ぜひご覧くださいませ」

○白間美瑠

「最初台本を読んだときは“こんな事が本当にあったら、怖すぎる…!”と震え上がりました。でも展開もはやくてわかりやすく、最後はスッキリ爽快感があるのでおもしろかったです。関西出身の方が多くて関西弁がすごく飛び交った、エネルギッシュな楽しい現場でした!みんなで一緒にご飯を食べたりと本当に楽しくて、終わるのが寂しいくらいでした。私が今回演じる由香は本当にヤバ女すぎて、どんなふうなヤバ女にするか、色々と妄想が膨らんで演じるのが楽しみでした。最初はかわいらしい感じなのですが、どんどん化けの皮が剥がれていくのが演じていて本当におもしろかったです。セリフもムカつくと思うのですが、由香の洋服とかもキャラクターに合っていてすごく腹立つと思うので、注目してください。ドキドキ、ハラハラするような展開が繰り広げられるので、感情が騒がしくなります!由香を見て“ムカつく、腹立つなぁ”と思ってもらえたら、満足です!!」

○木下隆行

「リアルな自分の生活に置き換えるとゾッとするようなストーリーです。でもどこかで必ず同じ境遇の人がいるはずなのでドキドキしながら台本を読みました。不倫とは一瞬にして全てを失う時代なんだと改めて感じました。極限状態ではありますが、いつ自分が、周りが、起こしてもおかしくない内容です。自分に置き換えて是非見てください。そして周りの人達を頭に浮かべて下さい」

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