TOBE滝沢秀明氏、行き過ぎた“聖地巡礼”に社長自ら注意喚起「許容する訳にはいきません」
TOBE(トゥービー)社長の滝沢秀明氏が2日、Xを更新し、ファンに向けての注意を呼びかけた。「一部の方」によって、所属タレントが使用するスタジオおよびロケ地での迷惑行為が起きていることを伝え、「許容する訳にはいきません」と断じた。
芸能事務所では異例…コメント欄に「社長にさせて申し訳ありません」の声
TOBE(トゥービー)社長の滝沢秀明氏が2日、Xを更新し、ファンに向けての注意を呼びかけた。「一部の方」によって、所属タレントが使用するスタジオおよびロケ地での迷惑行為が起きていることを伝え、「許容する訳にはいきません」と断じた。
滝沢氏は「弊社アーティストを応援して下さっているファンの皆様へ」と題し、冒頭で「いつもTOBEへのご声援ありがとうございます」と感謝した。その上で「迷惑行為」の状況を伝えた。
「TOBEでは沢山のスタジオやロケ地などで各関係者の皆様にご協力頂きながら撮影を行っております。残念なことに、記念撮影等を目的とし実際にはスタジオをレンタルするつもりが無いのに問い合わせをしたり、スタジオ周辺で写真撮影会などを行うなど一部の方の行動により、通常のスタジオ営業に支障が出ているという連絡を数多くいただいております。スタジオレンタル費をお支払いし使用目的などご相談の上、使用いただく分には問題はありません。しかし、今現在起きている事案は、通常のスタジオ・ロケ地の使用とは違うものです。TOBEとしては、今後も様々なスタジオ・ロケ地での撮影を行っていきますので、今回のような件を仕方がない事として、許容する訳にはいきません」
続けて、「所属アーティストが撮影した場所に行って見たり、使用したりするのはルール・モラルに基づけば可能ではありますが、スタジオ費を払わず短時間での使用、撮影業務以外の目的での使用はお控え下さいますようお願い致します。スタジオが住宅街にある場合などは、近隣の方々へご迷惑となる行動もお控えくださいませ」と要請。「このような出来事が続くと私達に撮影協力して頂ける場所がどんどん無くなってしまい、皆様が応援して下さっているはずのアーティストの活動に悪影響が出てしまう事が予想されます。皆様のご理解・ご協力の程宜しくお願い致します」と危機感を伝えた。
そして、最後は「心苦しい内容になりましたが、もしかしたらルールをご存知なかった方もいらっしゃるかも知れません」との思いも示し、「これからも、スタジオのみならず弊社が撮影を行っていく全ての関係各所に対し、ご迷惑とならぬようルールに沿った行動の程宜しくお願い致します。皆様の暖かい応援どうぞ宜しくお願い致します」(原文ママ)と願った。
芸能事務所社長が自ら注意喚起することは異例だが、滝沢氏は昨年3月のTOBE設立前からSNSを通じてファンと交流。コメント欄にはこの長文メッセージを受け、「ルールに沿った行動、必ず守ります」「清く正しく推し活していきます」「このようなポストを社長にさせて申し訳ありません」などの声が相次いでいる。