俳優の向井理とナイチンゲールダンス（中野なかるてぃん、ヤス）が1日、都内で行われた進研ゼミ新サービス『チャレンジ AI 学習コーチ』新テレビCM発表会に出席した。

　2日より放映開始される新CMに出演する向井は、小学生の頃に進研ゼミを利用していたとのこと。「（CM出演は）もちろんうれしいというのはありますけど、不思議な気持ちでしたね。母校に帰るじゃないですけど、子どもの頃にやっていたものを大人になって紹介するってすごい経験だなって思います」と目を輝かせ、AIを使った学習法については「すごいところまできたんだなと思いました。（CMを通して）伝える側なんですけど、最初に伝えられてびっくりしましたね」と目を丸くした。

　一方、ナイチンゲールダンスの2人も進研ゼミ卒業生だそうで、小学1年から高校3年までの12年間、進研ゼミを利用していたという中野は「12年やったら、赤ペン先生が変わったタイミングも分かります」とコメントして笑いを誘い、「僕は塾に行かず、進研ゼミだけで一橋大学法学部に現役合格したんですよ」と胸を張った。

　また、イベントでは向井が同サービスを体験する企画も行われ、AIに“少数の割り算”の解き方を教えてもらった向井は「分かりやすいですし、ちょうど今、ウチの息子が掛け算、割り算が始まっているので、ドヤ顔で（教えられる）」とにっこり。続けて、中野が“芸人なんだけどどうしたら売れますか？”と質問すると「自分らしさを大切にして、独自のネタやスタイルを追求しよう。地道な努力と継続が大切だよ」などとアドバイスされ、3人を驚かせた。

　最後に、受験生にメッセージを求められた向井は「『頑張って』って言えないくらい頑張っていると思うので、ここからはとにかく体調管理をしっかりして。全力を出すには体調が1番大事」と言葉に力を込め、「受験って始まったら終わりますし、終わってから卒業するまでの1か月ちょっとってすごく自由で、それが楽しみでやっていたところもありました。その先の4月から新しい生活が始まって、新しい環境でまた楽しく勉強に向き合っていけば自信になって、それが次のステップに踏み出すエネルギーになるんじゃないかなと思っております」とエールを送った。

　同社がこれまで蓄積した指導ノウハウやコンテンツと生成AIを組み合わせ、いつでも質問できて疑問を解消でき、より子ども一人ひとりの目標や生活に合わせて力を伸ばせる同新サービスを小学4年生～中学3年生の「進研ゼミ」会員向けに3月25日から提供する。