アジア最大の格闘技団体「ONE」の4年ぶり日本大会「ONE 165」（28日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで国内独占生中継）の公開計量とフェイスオフが27日、有明アリーナで行われた。第2試合ストロー級マッチでボカン・マスンヤネ（南アフリカ）と対戦する山北渓人（リバーサルジム新宿Me,We）はこの日1番の仕上がりとも言えるボディーを披露した。

　無敗のパンクラス王者の肩書きの山北。ここまでの戦績はプロMMAで8戦を経験している27歳だ。名門・専修大のレスリング出身。飲食系企業に務めながら選手をしていた時期もある。

　寡黙な見た目から付いたあだ名はMonk（僧）。記者会見では対戦相手のマスンヤネが寝坊で参加しなかったが怒る表情ひとつ見せず笑っていた。

　外国人に負けない体格だ。この日は彫刻のような肉体を披露。特に広背筋には目を見張るものがある。南アフリカ出身のマスンヤネと並ぶと体格差を感じないどころか、むしろ大きく見えた。コンディションもかなり良さそうだ。