米サンフランシスコ在住のタレント・野沢直子（60）が22日（日本時間）、自身のブログを更新し、30年以上連れ添った米国人の夫・ボブさんと離婚し、日本人男性で同じバンドのメンバー・トラと再婚する意向を発表した。野沢は「人生の第3ラウンド」と出して投稿。細かくプライベートの状況を明かした。

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「2021年から3年間。この3年間は私にとって、怒涛の3年間でした。簡単に言うと、離婚して再婚します。え？簡単すぎますか？笑　現在ボブとは離婚調停中、離婚が成立次第、一緒にバンドやってるトラと再婚します。実はボブは3年前に家を出ていて、その後にトラとの交際がスタートしました。トラのご両親にはもう再婚したい意向を話して、まだ籍は入れていませんが、家は私がキープすることになったので、我が家で去年の3月から私の次女と息子とトラ、4人と犬2匹、ネコ3匹の同居生活がスタートしています」

　その上で、ボブと別居後は経済的に困窮していることを明かした。

「ボブが出てからその後1年間は家のローンなども払ってくれていましたが、2年前から全部私が払っていかなければならなくなり、子供たちが大人であることからローンや生活費など私と一緒に払ってくれていましたが、ローンに家の保険代、車の保険代、家の固定資産税などあまりに払っていかなけれなならないことが多く、結局私はクレジットカードにたくさんの借金をしてしまいました。トラと一緒に暮らし始めてからはトラが家のローンや生活費などだいぶ払ってくれていて、とりあえずはもうクレジットカードから借りなくても生活は回るようになりましたが、それでも借りた分は返していかなければならず」

　米国でのバンド活動だけでは、生活苦からは逃れられないようで、アルバイトも始めたという。

「長く生きてれば人生もいろいろありますが、還暦になって借金かよー、て感じですが、仕方なくバイト始めました　還暦から始めるバイト、しかもアメリカ、異国の地で。自分でも笑っちゃいましたが、、、、でも、これがやってみたら意外と楽しい　とりあえず資格も何もない私は、ドアダッシュていうウーバーイーツみたいな車のデリバリーのドライバーの仕事から開始し、それ以外のバイトもやっています。とにかく芸能界以外の仕事は高校生の時のファミレスのバイト以来。笑　離婚のプロセスそれなりに大変だし、バイトは肉体的には大変だし、ガチで貧乏なんですが、笑　トラとはよく喧嘩もするけど、トラと私と子供たちの同居生活もお陰様でうまくいっていて4人で楽しくやっていて、そこは幸せで、ほんとにそれで救われてる、ていうところもありますが。この年になってバイトなんて、て、はじめは惨めに思っていたけれど、やってみたらバイトけっこうおもしろくて、芸能界以外の仕事したことなくて死んでいくよりは違う仕事してるのも悪くないかも、と思ってるし、だから人生ておもしろいんだな、と思ってます」

　その状況下、演技レッスンを受けていることを記している。

「以前から、年取ったら演技の仕事を始めたい、とぼんやり思っていましたが、ほんとに年取ってきたのでもう始めたく、去年から演技のクラスを取ったりしてます。そして、日本人のアクセントはあるものの、私は英語はもう不自由なく話せるので日米で演技の仕事が出来るようになるのが私の夢　これは、と思う私の好き系映画撮ってるアメリカ人の監督さんに英語のモノローグのセルフテープを送ったり、先日初めて英語でのオーディションも受けさせていただきました。東洋人の味のあるおもしろいおばあちゃんの役ができるようになるのが私の目標です。よしもと経由の日本のオーディションも受けています　関係各所の皆様、よろしくお願いいたしますね」

　今回の告白を決断した理由については「日本とは違うカリフォルニア州での離婚の経過、トラと子供たちとの同居生活の毎日、還暦から始めたバイトライフの様子、演技の仕事への道のりなど、私の人生の第3ラウンド笑の記録をこのブログに書き始めたら結構おもしろいかなあ、、と思って、思い切って書き始めることにしました」としている。

　そして、最後に「これが、再婚相手のトラです」と新パートナーとのツーショットをアップ。「こう見えて日本人です。ウケますよね」と記した。

　野沢は売れっ子だった1991年に芸能活動を休止して渡米。93年にバンド仲間として知り合ったボブ・リンプさんと結婚し、1男2女の母親となった。昨年12月には長女で格闘家の真珠・野沢オークライヤーが第1子出産を報告し、野沢も「この度、おばあちゃんになりました」と明かしていた。