俳優の寺坂頼我とグラビアタレントで俳優の豊田ルナが20日、都内で行われたテレビ神奈川のドラマ『恋は湯けむりの中で』（26日スタート、金曜午後12時）の記者向けイベントに、出演の都丸紗也華、高鶴桃羽、平野宏周、小松準弥とともに出席した。

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　同ドラマは、温泉地を舞台に男女視点（POV）で変わる恋愛模様を描いたオリジナルドラマ作品で、温泉地（南伊豆、伊香保、伊東）を舞台にした3つのエピソードをオムニバス形式で届ける新感覚恋愛ドラマ。

　山田晃久監督の『誰にもバレるな！ワタシがカレを推さない理由』で、友達以上恋人未満の関係の役どころを演じる寺坂と豊田。作品の紹介を求められた寺坂は「王道なラブコメになっていて、何も考えずに見られて楽しめる作品になっています」と紹介したが、2人は以前『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』で主人公とヒロインという役どころで共演していたことから、平野が「この2人が主演だったら考えちゃうだろ！」と突っ込むと、寺坂は「まさかこんな感じでやる（共演する）なんて思わなくて、最初はちょっと気まずかったですけど（笑）」と正直に吐露しつつ、「ただ、ずっと知っていたので、呼吸もすぐ合いましたし、やりやすかったです」と声を弾ませた。

　そんな寺坂との共演に、豊田は「私は別に気まずいとは思ってなかったし、最初からやりやすかった」とコメントして笑いを誘い、寺坂は地味な男性という設定から「さわやかさとイケメンさは消して」と言われていたそうで、それは消えていたか聞かれた豊田は「消してたんだと思うんですけど、どうしても目がキュルキュルで、頼我くんのファンの方はわかると思うんですけど、タピオカみたいな目をしているじゃないですか（笑）。キュルキュルですてきな笑顔なので、それを一生懸命抑えているんだろうなって思いながら、ほほ笑ましくいました」と笑顔で語った。

　また、男性キャスト3人がヒーロー経験者ということにちなみ、今回の共演で寺坂にヒーローを感じた瞬間をたずねられた豊田は「ずっとヒーローなんですよ。裏表がないというか、スタッフさんに対してもそうですし、街を歩かれている方々とか、誰にでも分け隔てなく笑顔で接するので、根っからのヒーローなんだなって感じましたし、それは前に共演させていただいたときから感じていました」と絶賛し、寺坂を照れさせた。