ダイアン津田「最初に着いた状況よりきれいにして帰る」 釣りマナー向上呼びかけ

釣り業界最大級のイベント『釣りフェスティバル 2024 in Yokohama』(一般社団法人日本釣用品工業会主催)が19日、パシフィコ横浜で開幕した。リアル開催のみで実施されるのは4年ぶり。新型コロナウイルス禍によるアウトドア志向の高まりもあって釣りブームが到来しており、会場は多くのにぎわいを見せた。

『釣りフェスティバル 2024 in Yokohama』が華やかに開幕した【写真:ENCOUNT編集部】
『釣りフェスティバル 2024 in Yokohama』が華やかに開幕した【写真:ENCOUNT編集部】

中尾明慶、宮沢和史、山下健二郎による多彩な企画を展開

 釣り業界最大級のイベント『釣りフェスティバル 2024 in Yokohama』(一般社団法人日本釣用品工業会主催)が19日、パシフィコ横浜で開幕した。リアル開催のみで実施されるのは4年ぶり。新型コロナウイルス禍によるアウトドア志向の高まりもあって釣りブームが到来しており、会場は多くのにぎわいを見せた。

 同イベントは、2020年に『ジャパンフィッシングショー』から『釣りフェスティバル』へ名称変更。幅広く釣りの楽しさを訴求する国内最大級の釣りイベントとして展開を進めている。釣りファンの期待に応え、今回の2024年は本格的にリアル開催となった。

 人気の「釣りフェスティバル限定品」特設コーナーや多彩な出展社ブースに加えて、メインステージは豪華そのもの。トップアングラー共演のトーク&ライブをはじめ、釣りファンの拡大に貢献した著名人に授与される表彰で、大の釣り好きで知られる俳優・中尾明慶の受賞が決まった『クールアングラーズ・アワード2024』表彰式や『ロイヤルアングラー賞2024』表彰式(2024年の受賞者はシンガー・ソングライターの宮沢和史)、パフォーマー・山下健二郎出演によるトークイベント『「釣り」×「アウトドア」』など、魅力あふれる企画を展開。

 他にも、マス釣り体験や釣りめしスタジアムといった人気イベントの復活など、家族連れも楽しめるラインアップが満載だ。

 初日となる19日、「釣りマナー川柳発表会」では、釣りマナーの啓発を行っていく「釣りマナー向上大使」を務めるお笑いコンビ・ダイアンのユースケと津田篤宏が登場。全国各地から応募のあった6375件の川柳の中から入選作品が発表となった。

 マナー大使就任を機に、釣り愛好家の津田はより一層の意識向上に努めているといい、「自分が模範にならなあかん、釣りに行っても最初に着いた状況よりきれいにして帰る、それぐらいの気持ちで取り組んでいます」と語った。これから釣りを始めるというユースケは「僕自身初心者ですが、マナーの中で楽しんで盛り上がりましょう!」と結んだ。

江戸和竿の伝統の技術が光った【写真:ENCOUNT編集部】
江戸和竿の伝統の技術が光った【写真:ENCOUNT編集部】

江戸和竿やカラー魚拓の技術の粋

 会場ではユニークなブースも存在感を放った。江戸時代から続く伝統の「江戸和竿」。同組合の職人による、竹を材料とした竿の火入れの実演が行われていた。東京湾を中心に釣魚として近年さらなる人気を誇るクロダイ用で、完成には半年ほどかかるという。また、「美術魚拓 竜の子会」のコーナーでは、冬が旬のヒラメを眼前に置き、巧みなタッチで“カラー魚拓”の筆を走らせていた。

 さらに、各メーカーは最新技術を取り入れたロッドや、魚探情報がリアルタイムで投影されるスクリーン搭載のリール、見るからに魚がかかりそうなカラフルなルアーを披露していた。

 最終日となる21日は、“2024年フィッシング会のアイドル”が決まる第15代アングラーズアイドル表彰式が行われる。

次のページへ (2/2) 【写真】愉快な釣りブースの様子
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