日本テレビ・藤井貴彦アナがフリー転身へ 勤続30年の節目、3月末にも退職
日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが日本テレビを退職し、フリーアナに転身する意向を固めていることが17日、分かった。藤井アナは3月末をもって『news every.』(月~金曜、午後3時50分)を卒業し、4月から『news zero』(月~木曜午後11時、金曜は午後11時30分)を担当することが発表されている。具体的な時期は不明だが3月末までに退職し、番組にはフリーアナとして携わることになりそうだ。
3月『news every.』卒業、4月からフリーアナとして『news zero』担当へ
日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが日本テレビを退職し、フリーアナに転身する意向を固めていることが17日、分かった。藤井アナは3月末をもって『news every.』(月~金曜、午後3時50分)を卒業し、4月から『news zero』(月~木曜午後11時、金曜は午後11時30分)を担当することが発表されている。具体的な時期は不明だが3月末までに退職し、番組にはフリーアナとして携わることになりそうだ。
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関係者によると、詳細な退職の理由や時期は分からないとしたが、時期については「現在、担当する報道番組を卒業する3月末ではないか」としている。また、同関係者は藤井アナにとって3月末というタイミングはもう一つ意味があると説明。1994年に慶応大を卒業し、同年4月に日本テレビに入社してちょうど勤続30年となる節目でもあるという。
藤井アナは23年12月14日放送の『news every.』で担当番組の変更を報告し「私にとっては驚きの移籍で不安もありますが、歴史ある番組を任せてもらえることを力に変えて前進して参ります」。また、「『news every.』の卒業まであと100日ほどとなりますが、そのカウントダウンが『zero』になるまで皆さんへの感謝をぎっしりと詰め込んでニュースをお届けいたします」と意気込みを語っていた。
関係者は昨年、担当番組の変更が発表される前から退職を意識していたようだとも明かした。藤井アナは23年12月16日放送の『世界一受けたい授業』にゲスト出演した際、22年に宅建(宅地建物取引士)の資格を取得したことを明かし、「何があるか分かりませんから」と説明していた。宅建の資格取得当時から新たな生き方を意識していた可能性があるとした。
日本テレビの広報部はENCOUNTの取材に「人事についての詳細はお答えしておりません」とコメントした。
藤井アナは1971年12月3日、東京で生まれ、厚木高卒業後、慶応大環境情報学部に進学。卒業した94年に日本テレビに入社した。同期には現在フリーの羽鳥慎一アナがおり、ともに身長が180センチを超えることから「日本テレビのツインタワー」と称された。現在は『news every.』や『ニッポン人の頭の中』(土曜午前10時30分)、スポーツ中継など幅広い分野を担当。優れたアナウンス技術は局内外で評価が高く、コロナ禍で視聴者に寄り添う温かな発言も話題になった。視聴者の好感度は抜群で、昨年の「第19回好きな男性アナウンサーランキング」(ORICON NEWS)では1位に輝いた。