指原プロデュースの≒JOYがイメチェン 制服から真っ赤な衣装に「違う自分に出会った」「『最強』の気持ち」

=LOVE、≠MEに続く指原莉乃プロデュースによるアイドルグループの≒JOY(ニアリーイコールジョイ、通称「ニアジョイ」)が、今月17日リリースのミニアルバム『きっと、絶対、絶対』でメジャーデビューする。グループ結成2年、メンバーの願いがようやくかなう。節目の時にメンバーを代表して、市原愛弓とリーダーの小澤愛実に今の思いを聞いた。インタビュー「後編」のテーマは「グループの成長とデビューアルバムの新曲」

制服から真っ赤な衣装を披露した≒JOY
制服から真っ赤な衣装を披露した≒JOY

市原愛弓、小澤愛実インタビュー②

 =LOVE、≠MEに続く指原莉乃プロデュースによるアイドルグループの≒JOY(ニアリーイコールジョイ、通称「ニアジョイ」)が、今月17日リリースのミニアルバム『きっと、絶対、絶対』でメジャーデビューする。グループ結成2年、メンバーの願いがようやくかなう。節目の時にメンバーを代表して、市原愛弓とリーダーの小澤愛実に今の思いを聞いた。インタビュー「後編」のテーマは「グループの成長とデビューアルバムの新曲」(インタビュー・文=福嶋剛)

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――前編では市原さん、小澤さんの2年間を振り返ってもらいましたが、今回はグループの2年間を振り返ってください。

市原「最初の頃は、レッスンの時にわいわいと話をして集中できていない場面もあったのですが、最近はみんな一人ひとりが真剣にレッスンに臨んでいます。みんなが自分のするべきことが分かってきているので、仕事に向き合う姿勢も変わってきました。『大人になってきたんだな』って成長を感じます」

――どんな場面で成長を感じますか。

市原「結成したばかりの頃は、ステージに立つ機会も少なかったので、振り付けや歌のレッスンをする時にお客さんが入った状態を想像することがなかなか難しかったんです。でも、ステージに立つ機会が増えてくると、『ここにお客さんがいて、2階席もあるから目線をちゃんと上に持っていかないと、お客さんには伝わらないよね』と考えられるようになりました。指原さんにもたくさんアドバイスをいただきました。今は前だけを向いてレッスンするんじゃなくて、必ずお客さんがいる想定で考えながら動けるようになりました。公演の合間にも振りを確認することや、メンバー同士で『ここの振り付けはこうだよね』などの話し合いもしています。『すごく変わったな』って感じます」

――小澤さんはリーダーとして、≒JOYに感じることは。

小澤「≒JOY結成時から、指原さんには『≒JOYは、みんな横一列で一緒に進んでいってほしい』と言っていただきました。私もリーダーという役割をいただきましたが、全員でいろいろな役割を分担しています。人という漢字のように、みんなで支え合うことを大切にしているグループが≒JOYです。リハーサルでも『言われたことだけやればいい』とはみんな思っていなくて、その先まで考えて行動できるようになりました。昔は困っているメンバーがいてもちゅうちょして静観してしまうこともありましたが、今はすぐに声を掛けてみんなで解決してあげられるような空気感があります。メンバー間の距離もすごく縮まっていると思いますし、意見を言い合える仲間になってきました」

――待望のデビューアルバムには新曲が3曲収録されています。

小澤「1曲目の『Overture』はまさに言葉の通り、私たち≒JOYのオープニング曲です。去年9月にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催した≒JOY ファーストコンサート『初めまして、≒JOYです。』でお披露目をさせていただきました」

市原「私たちがステージに登場する時に流れますが、ステージ裏で待機しているときは気持ちの高鳴りがすごかったです。勝手に体が揺れて、もうドキドキが止まりませんでした。そして、ステージに上がった瞬間、今まで感じたことがないくらい気持ちが上がりました(笑)」

小澤「まるでスポーツ選手の登場曲みたいで、≒JOYというカラーがとっても分かりやすくカッコいいです。これからは『Overture』でカッコよくステージに登場する≒JOYにみなさん期待してください!」

――10曲目『きっと、青い』のMV(ミュージックビデオ)も公開されています。

市原「はい。今回は文化祭のパーティーみたいなイメージになっていて、まさにザ・青春を感じられるような映像に仕上がっています。これまでの学校を舞台にしたMVの中では少し大人っぽさもあることや、撮影前はみんなプレッシャーがありましたが1シーン1カット動画に挑戦したりと、素敵に仕上がりました」

小澤「私は告白するシーンの担当でした。テイクを重ねるごとに振られちゃって、振られることが得意になりました(笑)」

――2曲目『無謀人』はアルバムのリード曲になっています。

小澤「曲名の通り、『無謀なことにも果敢に挑戦していこう』という私たち≒JOYのデビューに向けた決意の曲です。『自分たちのだけの色で爪痕を残していこう』や『ガンガン行こう』という意味を持つようなたくましい曲でもあります。この先に無謀な挑戦だと思うようなことがあったとしても、みんなで叶えたい夢があるから、恐れずに挑戦していこうという思いが込められています。今までにない歌のテクニックもたくさん含まれているので、新しい強さの≒JOYを楽しんでいただけたらと思います」

真っ赤な衣装を披露した市原愛弓(左)と小澤愛実
真っ赤な衣装を披露した市原愛弓(左)と小澤愛実

市原、小澤が意外な一面を告白

――≒JOYと言えば、制服の衣装が多いこともトレードマークかなと思います。『無謀人』では今回初めてカッコいいズボンの衣装に変わりました。大胆なイメチェンですね。

市原「そうなんですよ。カッコいい真っ赤な衣装なんです!」

小澤「今までは学校のイメージも多かったと思いますが、『無謀人』は曲だけじゃなくて、私たちのイメージもガッツリ変えました。この衣装を着ると違う自分に出会ったような感覚になります。きっとこれからこの衣装を着て『無謀人』を歌っている時は『最強』の気持ちになると思います」

――最後に2人の『ちょっと意外な一面』を教えてください。

市原「私は、意外と足のサイズが大きいです(笑)。男性用の靴下も履けます」

小澤「それ、言っちゃっても大丈夫?」

市原「全然平気だよ。本当に25センチくらいなんです」

小澤「でも、スタイルは抜群ですから」

市原「そんなことないよ。愛実は?」

小澤「私、最年長でリーダーを務めさせていただいていますが、実は意外と親離れができないんです」

市原「そうなんだ」

小澤「お母さんにその日あった出来事を全部、報告しています。そうしないと気が済まないんです。今年は母親離れを頑張ってみようと思うけど……無理かも(笑)」

市原「無理なんだ(笑)。でも、お母さんもうれしいと思うよ」

□≒JOY(ニアリーイコールジョイ) 指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く第3のグループとして誕生。2022年3月、メンバーのお披露目とともに、指原が発表したグループ名には、「メンバーと応援してくださるファンの皆さんが出会った時に喜びを感じて幸せな気持ちになってもらいたい」という願いが込められている。

次のページへ (2/2) 【写真】≒JOY小澤愛実パーカーにマフラー姿のステージ写真を披露
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