元セクシー女優でタレントの成瀬心美が13日、都内でデビュー15周年記念写真集『coco』（G-STYLE）の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

　撮影は昨年9月にハワイで行ったそうで、撮影のテーマを聞かれると「素に近い私を楽しんでもらえたらと思ったのと、34歳になって久しぶりに肌も見せたので、大人っぽさを楽しんでもらえればなと思いました」と紹介。撮影前にはボディーメイクもしたそうで「水着になること自体が11年ぶりだったんですけど、みんなが知っている私の体って22～23歳の体なので、劣化したって思われないようにエステとかジムに行って、なんとか見せられるくらいにはしたつもりです」と努力を明かした。

　お気に入りにはプールサイドに水着姿で腰掛けているカットを挙げ「表紙もそうなんですけど、実は撮影初日の1番最初に撮ったカットなんですよ。水着の撮影の仕方を忘れていて、下着の跡がついたまま撮っていたんですけど、水着の写真を撮ってもらうことが久々すぎて楽しくなって、いい表情で撮れたんじゃないかなって思っています」と満足げな表情を浮かべ、出来栄えを聞かれると「120点。今までの写真集の中でも1番お気に入りです」と声を弾ませた。

　また、昨年、デビュー15周年を迎えた心境を尋ねられた成瀬は「デビューしたときは3か月で辞めてやろうって思っていたので、まさか15年もこの名前を使って活動できるなんて思わなかったし、15年でこんなすてきな作品を撮れると思っていなかったので、ここまできたら20年、30年いきたいなと思います」と目を輝かせ、15年もの間、活動を続けられた原動力を聞かれると「芸能活動をしたいというわけではなくて、ファンの人に会える場を頑張って作っていきたいというのがモットーだったので、今こうしてイベントができるのもうれしいですし、それが自分の活動に繋がっているので、ファンの人の力だと思います」としみじみ。

　この日もたくさんのファンが来場予定だそうで「まだ見たいと思ってくれる人がいるんだなと思ったので、これからはどんどん脱いでいこうかなと思います（笑）」と茶目っ気たっぷりに笑った。

　そして、今後やってみたいことについて成瀬は「20周年でまた（写真集を）出したいです」と吐露し、セクシー女優復帰を提案されると「全然いいんですけどね（笑）。逆にファンの人が戸惑っちゃう気がします」と答えた。