安藤美姫、日本は「日頃から生理の話をしにくい雰囲気ある」 避難所で「サポートが必要」
「ABEMA」夜のニュース番組『ABEMA Prime』(月~金曜、午後9時)の10日放送回では、能登半島地震を受け、被災者の避難所生活が続く中、女性に必要な物資や環境を求める声があがっていることに注目。“女性の視点で避難所に必要なモノ”について、番組MCを務めるプロスケーターの安藤美姫が持論を展開した。
「女性・男性と分けて話すことは、慎重にならないといけない」
「ABEMA」夜のニュース番組『ABEMA Prime』(月~金曜、午後9時)の10日放送回では、能登半島地震を受け、被災者の避難所生活が続く中、女性に必要な物資や環境を求める声があがっていることに注目。“女性の視点で避難所に必要なモノ”について、番組MCを務めるプロスケーターの安藤美姫が持論を展開した。
安藤は「女性・男性と分けて話すことは、慎重にならないといけない」とした上で、「女性特有の体の変化や、センシティブな授乳スペースの問題がある。しっかり考えていかないといけない」と話した。
現場で支援活動を行っている女性は「地震の影響で鍵が壊れたトイレがある」「着替えのスペースがない」「間仕切りがない。知らない男性が横で寝ている雑魚寝状態」などと実態を告白。「目につきやすい場所に生理用品が並べてあり、女性は取りに行きづらい。囲いをするなり、受け取りやすい空間を作らないと」と説明した。
これに安藤は「日本は日頃から生理に関する話をしやすい雰囲気ではない。言い出しにくい女性が多いからこそ、サポートをできたら心強いですよね」とコメント。また、避難所の円滑な運営には「性別で考えるだけではなく、共同生活の中で他人を思いやる気持ちも重要になってくると思う」と話した。