テラシマユウカ、所属事務所WACKは「割りと変な会社」 人間関係には「恵まれています」

アイドルグループ・GANG PARADEのテラシマユウカが11日、都内で行われた映画『コット、はじまりの夏』(26日公開)先行上映イベントに出席。所属事務所・WACK(ワック)の雰囲気について話す場面があった。

イベントに出席したGANG PARADEのテラシマユウカ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席したGANG PARADEのテラシマユウカ【写真:ENCOUNT編集部】

小学生時代はクラスになじめずも中学で変化「自己表現していいんだ」

 アイドルグループ・GANG PARADEのテラシマユウカが11日、都内で行われた映画『コット、はじまりの夏』(26日公開)先行上映イベントに出席。所属事務所・WACK(ワック)の雰囲気について話す場面があった。

 映画コラムの連載を担当するほど、映画好きで知られているテラシマ。一足先に映画を鑑賞した感想を「透明感のある物語でした。素朴だけど、絵本を読んでいるかのような、めくっていく感覚がする映画だと思いました」と口にした。

 同映画の主人公である9歳の少女・コットと同年齢だったときのことを語る場面も。「小学生だった頃は、中学受験をするということもあって、あまりクラスになじめていませんでした。20分休みのドッジボールに誘われなかったりして」と振り返った。中学に進学してからは「変わり者が多い学校だったこともあって『自己表現していいんだ』と思いました」と意識が変化したそう。

 同映画の内容と絡めて、現在の自分を形成した言葉を聞かれると「アイドルになった初めの頃は、コンプレックスが多くて、自分のいいところを見つけられなかったときがありました」と前置きをし、「そのときスタッフさんに『あなたはここがすてきだから』と、自分で欠点だと思っていたところを良い方向に捉えてもらっていたのは、すごく残っています。うれしかったです。『ちゃんと見てくれる人がいるんだ』という気持ちもありました」と回顧した。

 これを聞いた司会からの「WACKさんはそのように一人ひとりを見てくれる会社なんですか」という質問には「そうですね。割と変な会社なので、褒めて伸ばす寄りではないですけど、すてきな方がいて恵まれています」と充実した表情を浮かべた。

 スタジオ・NEONが北米配給権を獲得した同映画は、1981年の夏のアイルランドを舞台に、9歳の少女・コットが親戚夫婦と過ごした夏の思い出と、3人の絆を描いた物語。2023年の95回アカデミー賞(R)国際長編映画賞では、初のアイルランド語映画としてノミネートされ、第72回ベルリン国際映画祭グランプリ受賞(国際ジェネレーション部門/Kplus)など世界の映画賞で42受賞、60超ノミネートという快挙を果たした。

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