65歳・山川豊が「肺がん」で治療に専念…精密検査で発見「また皆様の前でマイクを握りたい」

演歌歌手の山川豊(65)が肺がんを患っていることが10日、分かった。同日、所属事務所が山川の公式サイトで公表した。

山川豊【写真:ENCOUNT編集部】
山川豊【写真:ENCOUNT編集部】

鳥羽一郎の弟 公式サイトで「握った拳は緩めません」

 演歌歌手の山川豊(65)が肺がんを患っていることが10日、分かった。同日、所属事務所が山川の公式サイトで公表した。

「いつも山川豊へのご声援、ありがとうございます。弊社所属歌手 山川豊は、2023年11月中旬、内視鏡の定期検査をした流れで血液検査を行ったところ癌の疑いが見つかり、12月に造影剤を入れてPET検査、CT検査など本格的な精密検査を行ったところ『肺がん』と診断されました。医師及び関係各所と協議の結果、当面の間、検査及び治療に専念させて頂くこととさせていただきました」

 その上でファンには「しばらくの間お会いできなくなってしまいますが、必ずお客様の前で歌をお届けするために戻って参りますので、暖かく見守って頂きながら、復帰の日をお待ち下さい」。仕事関係者には「何かとご迷惑をお掛けしますが、1日も早い完全復帰のため当面の間ご迷惑をお掛けしますことどうかご容赦いただければ幸いです。引き続き山川豊を何卒よろしくお願い申し上げます。2024年1月10日(水)山川豊スタッフ一同」と呼びかけた。

 山川自身も「人生、いろんな坂を登ってきました。病名を伺ったときはさすがに驚き動揺しました」と振り返りつつ、「また一つ坂道が目の前に現れましたが、今までやってきたように自分のペースでしっかり登り切って、また皆様の前でマイクを握りたいと思います。握った拳は緩めません。皆様の前に必ず帰ってきますので、しばらくの間待っていてください」と宣言した。

 山川は三重県出身で、81年2月5日にシングル『函館本線』でデビュー。86年には、『ときめきワルツ』でNHK紅白歌合戦に初出場している。趣味で始めたボクシングでは、プロのC級ライセンスを持っている。兄は鳥羽一郎。山川より1年遅れて82年に『兄弟船』でデビューしている。

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