お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、競馬で約2400万円の馬券を的中させた。借金が1億円弱あるが、令和6年能登半島地震の被災地に全額寄付したことを8日、自身のYouTubeチャンネルで報告した。

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　粗品は「ついに粗品が競馬で24,123,700円当てた【正月競馬#1】」と題した動画をアップ。ホワイトボードには、8万4000円から78万円までの投資額がそれぞれ書かれている。粗品は「今年どうしようかなと思ったんですけど、金が無さすぎると。借金が1億弱あるんですよ。吉本にも残り2500万円位あって、ちょっともう一撃で返さなアカンということで、大穴の馬券を……」と狙いを明かした。

　そして、競馬歴10年で培った“大穴計算式”に基づき、今回10レース以上に賭けた。トータルの投資額は「213万円」と発表。貯金額は「残り17万円」とテロップで表示してある。

　結果は、3連単フォーメーションで購入した中山競馬場のレースが的中。粗品は「うわぁぁぁ！　エグい。エグい。エグい」と飛び跳ねながら大興奮。払戻金は2412万3700円となった。

　気になる使い道は「寄付します。俺が持っててもしゃあない。どうせキモい使い方して0になりますからね。こういうのは寄付した方がええわ」と決断。その場でスマホを操作し、石川県が受け付けている災害義援金に払戻金全額を振り込んだ。動画の概要欄では「もちろんこの一時所得にかかる税金も払う！」としている。

　男気溢れる行動に「借金残ってるのに寄付するの常人には理解出来んくて好き」「石川県の公式にダイレクトにってところがもうホント神」「全額寄付はカッコよすぎる」「税金気にせずに全額寄付するの神すぎて好き」「芸人の鑑やん」「使い道エグすぎて一生推せる」と称賛する声が続々と寄せられている。