渋滞避け被災地へ支援ヘリ、高須院長が明かす現実「物資不足は深刻」「自衛隊には本当に感謝しかない」

令和6年能登半島地震の発生から5日、個人からの物資運搬などさまざまな要因で陸路に渋滞が起きていることが問題となっているが、高須クリニックの高須克弥院長はいち早く空路で物資を現地に届けたことで話題となった。6日には自身のXで、現地に飛ばしたヘリからの最新レポートを届けている。

高須克弥院長【写真:ENCOUNT編集部】
高須克弥院長【写真:ENCOUNT編集部】

被災地へ“高須ヘリ”飛ばし話題に

 令和6年能登半島地震の発生から5日、個人からの物資運搬などさまざまな要因で陸路に渋滞が起きていることが問題となっているが、高須クリニックの高須克弥院長はいち早く空路で物資を現地に届けたことで話題となった。6日には自身のXで、現地に飛ばしたヘリからの最新レポートを届けている。

 渋滞する陸路を使わず、自身で用意したヘリコプターで支援物資を被災地へ届けていた高須院長。6日にはこう現状を報告した。

「孤立した被災地住民のみなさんを支援しようと大量の支援物資を搭載して離陸した高須ヘリは目的地到達が困難となり、小松基地に着陸したと報告。あとは自衛隊の皆さまにお願いして帰搭しました。沢山の皆さまのご協力感謝なう」

 さらに続くポストでは実際にヘリを操縦していた現地のパイロットからの報告を掲載している。

「おはようございます。連日お疲れ様です。昨日関口パイロットより現地の様子を聴取しました。第二便の目的地は電波も通じず、物資不足も深刻の様です。我々が搭乗せず、その分の物資を搭載したのは正解でした。また、有視界飛行の限界が小松で、一晩明かした後にヘリポートに戻ったそうです。ちなみに小松基地にはCH47チヌークを始め、自衛隊機が多数集結し、ひっきりなしに輸送任務をされていたそうです。自衛隊には本当に感謝しかありません」などと現場のリアルな状況や、自衛隊への敬意が記されていた。

次のページへ (2/2) 【写真】“高須ヘリ”から届いた被災地の現状
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