元フィギュアスケート日本代表の高橋成美が5日放送の日本テレビ系『クイズ！あなたは小学5年生より賢いの？』（金曜午後7時）に出演。史上25組目の全問正解を達成し、賞金300万円を獲得した。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

　2014年ソチオリンピックでフィギュアスケートペア日本代表選手として活躍、慶大を卒業し、7か国語を操るインテリで、最年少で日本オリンピック委員会の理事に抜てきされたうえ、解説者としても活動している高橋。

　夢は“アスリート初のクイズ王”で、これまで「小5クイズ」に2度挑戦したものの、1度目は6問目で敗退。その悔しさから1日11時間の猛勉強を重ねて臨んだ前回も、自信を持って答えた1問目で呆気なく敗れ、街を歩くと「1問目の人だ」と言われて恥ずかしい思いをした。

　今回は、動物園や美術館にまで足を運んで勉強を続け、さらには自宅のリビングに自作で解答台を設置。「小5クイズ」の放送を見ながら解答することで、収録の緊張感をシミュレーションし、メンタル面まで強化してきたという徹底対策ぶり。自らを極限まで追い込んでの3度目の挑戦。

　1問目から、あらゆる科目の問題も「対策済みです」「はい、対策してきました」「これも対策済みです」と、8問目まで難なく突破。ただ、万全を期すため確認の意味を込めて、助っ人小学生の3つしかない救済を2つ使っていた。続く、9問目「日本での年間漁獲量が多い魚は、マグロ、カツオどちらでしょう？」という問題に確信が持てない。ここで最後の救済「全員オープン」を使って乗り切ることに……（正解はカツオ）。しかし、追い詰められた難関の10問目は、自力で自信を持って解答し、その対策の成果を見せつけて突破し、300万円がかかる最終問題に挑戦できる権利を得た。

　このまま100万円を持ってドロップアウトもできるが、高橋は「挑戦します！」と迷いなく宣言。そして迎えた最終問題は「次のうち現在の国名と首都名の組み合わせが正しいものを全て選びなさい。A：トルコ＝イスタンブール、B：ベトナム＝ホーチミン、C：スイス＝ベルン、D：ノルウェー＝オスロ、E：ニュージーランド＝ウェリントン、F：アラブ首長国連邦＝ドバイ」というもの。1つでも間違えると不正解となる。ここで高橋は「国旗を全部覚えてきたんですよ。で、国旗を覚えるカードの裏に首都が書いてあって」と話し、ここでも積み上げてきた対策の成果を見せる。「トルコはイスタンブールじゃなくてアンカラ」「スイスはベルンで○」「ベトナムはホーチミンじゃなくてハノイだから×」「ノルウェーはオスロな気がするな」「アラブのドバイは違うのかなって思います」と突き進む。しかし、ニュージーランドだけが自信が持てない。「オーストラリアがキャンベラでしょ。ニュージーランド、ウェリントン、ニュージーランド、ウェリントン」と頭を悩ませる。

　しかし高橋は、ここで自分を信じて覚悟を決め、国名と首都名の組み合わせが正しいのは、C：スイス、D：ノルウェー、E：ニュージーランドの3つと解答し見事正解。悲願の全問正解を達成した。解答台を飛び出してガッツポーズで走り回り、最後は涙を流しながらうずくまった。

　MCの劇団ひとりから「ついに苦労が報われました。長い道のりでございました」と祝福されると、「もう言葉にならない。すごく大変だった。だけど一生懸命勉強して、こうやってチャンスをもらって、みんなの力を借りながら達成できたから、本当に幸せです」と喜び。「努力はやり続ければ絶対報われます。諦めないでみんな頑張ろう！」と呼びかけた。

　全問正解は、河野玄斗（20年1月10日放送）、Snow Man阿部亮平（20年1月24日放送）、ふなっしー（20年3月6日放送）、高橋真麻（20年4月3日放送）、Zeebra（20年8月21日放送）、ケロポンズ（20年9月25日放送）、ヒャダイン（20年9月25日放送　※同放送日に2組獲得）、鈴木保奈美（20年10月30日放送）、松丸亮吾（21年1月15日放送）、完熟フレッシュ（21年2月12日放送）、トータルテンボス大村親子（21年5月14日放送）、小澤征悦＆岩田絵里奈アナ（21年6月4日放送）、オードリー春日俊彰（21年10月22日放送）、トラウデン直美＆都仁・姉弟（22年3月4日放送）、本仮屋ユイカ＆リイナ・姉妹（22年4月1日放送）、今村翔吾（22年4月22日放送）、U字工事（22年5月20日放送）、柴田理恵（22年5月27日放送）、宮脇花綸（22年10月21日放送）、ふくらP（22年12月16日放送）、こたけ正義感（23年6月16日放送）、野口健＆絵子・親子（23年8月4日放送）、日向坂46松田好花（23年10月13日放送）、いとうあさこ（23年11月17日放送）以来、番組史上25組目。