【紅白リハ】藤井フミヤ「ステージで歌うのはアンチエイジング」 同窓会で若さを実感

シンガー・ソングライターの藤井フミヤが29日、大みそかに行われる『第74回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに登場。報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。

報道陣の取材に答えた藤井フミヤ【写真:(C)NHK】
報道陣の取材に答えた藤井フミヤ【写真:(C)NHK】

元お笑いコンビ・猿岩石に書き下ろした楽曲『白い雲のように』を有吉とコラボ

 シンガー・ソングライターの藤井フミヤが29日、大みそかに行われる『第74回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに登場。報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。

 名曲『TRUE LOVE』と、元お笑いコンビ・猿岩石に書き下ろした楽曲『白い雲のように』を司会の有吉弘行とコラボする。選曲した理由を「40周年もあるし、ソロでヒットした曲。代表曲は『涙のリクエスト』じゃなくて『TRUE LOVE』ですから」と時代の変化を感じていた。

 26年ぶりの紅白出場。藤井は「これまで、12月31日は武道館でカウントダウンライブをやっていたんですよ。なので、2度とお声がかからないものだと勝手に決めつけていた。マネジャーが『NHKから電話あったんですけど、紅白です。どうしますか?』って言うんですよ。断る歌手いないだろうと思って……」とツッコミを入れていた。

 そして「40周年やっていて、いろんな人から『おめでとう』とLINEがくる。久しぶりにワクワクしています」と反響の大きさを実感していた。

 家族の反応についても「うちのママは『なんで、大みそかと元旦の朝はいないの?』と言ってきたので、ちょっとカウントダウンはもうやめようかなと。大みそかに自分の姿で年越ししようということで、ファンもママも構えています」と伝えた。

 2023年の漢字一文字は「ずっと歌っていうので“歌”で」。来年の抱負は「この年齢になると、みんな同じ事言うんですけど健康ですよ。元気があれば何でも出来る。アントニオ猪木さんの言葉みたいに。健康で歌えれば」と話した。

 具体的に気を付けていることは「真面目に生きるのが1番でしょうね。飲み過ぎ、吸い過ぎもよくないだろうし。ステージで歌うのはアンチエイジングになっています。同窓会とかで会うと、自分が若いなと感じます」と告白した。

 コラボする有吉の印象は「大きな雲になったなと思います。紅白の司会ですから。旅して帰ってきたときから知っているので……」と回想しつつ、「有吉くんも自分のパートしか歌えない。僕、(相方だった)森脇和成くんの役です。歌の頭も僕だし、サビの締めも僕なんです」と話した。

 今年の紅白歌合戦のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ、感情を共有していく。司会は有吉、俳優の橋本環奈、浜辺美波、同局の高瀬耕造アナウンサーが務める。

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