ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)は12日、次世代ゲーム機「プレイステーション5」(以下PS5)の本体デザインを公開。価格は未定だが、ディスクドライブを備えた「スタンダードモデル」と搭載していない「デジタル・エディション」の2タイプを発表し、ネット上で話題となった。

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　公開された「PS5」は流線型のフォルムで、色はホワイトとブラックのモノトーン。お馴染みのブルーライトも相まって、近未来を感じさせるユニークなデザインに仕上がっている。

　ツイッターでも「PS5」や同時発売のゲームタイトルなど多くのワードでトレンド入りするなど注目を集めており、デザインの良し悪しや発表された2タイプのどちらが欲しいかなどユーザー間で早くも議論が交わされている。

　デザインについての賛否は別れているようで、「近未来的でかっこいい」「おしゃれ」といった好意的な声がある一方で、「空気清浄機みたい」「ホコリがたまりそう」といった否定的な声もあがっている。また、ツイッターでは「PS5に似ているモノ」というお題で“大喜利”状態になっており、空気清浄機や新幹線に似ているといった“回答”が話題を呼んだ。

　ディスクドライブ搭載の有無については、レンタルビデオ店で貸りたブルーレイディスクを再生できるドライブ搭載型に人気が集まっているようだが、価格によっては非搭載モデルを選ぶという声が多く見られた。また、非搭載型と同様にソフトをインターネットからダウンロードする携帯ゲーム機「PSP go」が定着しなかったことから、不安視する声もあがっていた。

　様々な意見でネットを騒がせている「PS5」。SIEのジム・ライアンCEOは発表にあたり、「PS5が実現する世界はより豊かで美しく、想像を超えるような五感に訴えかける体験と、もはやロード時間とは言えないほどの圧倒的なスピードで、今まで以上にシームレスで卓越したゲーム体験をお届けできる」とコメントを発表。2ギガバイトを0.27秒で読み込むSSD、3Dオーディオ、8K対応と高スペックな部分は枚挙に暇がない。まさに次世代ゲーム機にふさわしいマシンとなっている。