10人組ダンス＆ボーカルグループ・BUDDiiS（バディーズ）のメンバーで、兄弟ユニット「もーりーしゅーと」の“もーりー”としても活動する森英寿が、双極性障害（躁うつ病）のため、一定期間活動を休養することを20日に報告した。

　双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、躁（そう）状態とうつ状態を繰り返す脳の病気。同日、BUDDiiSの公式サイトで「メンバーのMORRIEですが体調不調が続いており、医師から双極性障害のため一定期間の休養が必要との診断が下されました」と発表された。

　その後、もーりーは自身のYouTubeチャンネルに顔出し出演。「活動を2週間ほどかな、自分の状態次第であれなんですけど、一応（復帰を）2週間で頑張りたいな」と説明。状態についても「テンションが高い日とめちゃくちゃ低い日があるですよ。これを聞いたらただの気分屋じゃんと思うかもしれないですけど、いろいろありまして……」と言葉を詰まらせた。

　続けて「好きなことでも出来なくなっちゃうんですよ。最近は（気持ちが）沈んでいることの方が多くて、楽しいことをしている時でも……」と頭を悩ませていた。「1人だとしゃべれるんですけど、大人数になると怖くなる。この間、収録でテレビ局に行ったら番宣ポスターを見て怖くなって。過呼吸みたいになって、収録できなかった」と振り返った。

　さらに処方された薬の副作用として「僕の場合はその場にじっとしてられない。初めて信号が待てなくて、遠回りで違う道を歩いた。家にもいられない、外にもいられないし、居場所が分からない。常に（誰かに）固定されている状態。どこに居てもそうだから、それで階段から落ちちゃって怪我したりとか」と打ち明けた。

　気分も「自分でコントロールできない。表に出る人間として、しゃべらないといけないときにしゃべれない」と訴えた。それでも「体調は元気なんですよ」とアピールした。

　そして「ADHD（注意欠如多動性障害）の診断も受けている」と発表。「何年も前から精神科に行って。日常生活で支障をきたすレベル。1つのことしかできない、忘れ物が多いとか。自分でもヤバいと思うくらい」と話した。