橋本環奈、テレ朝開局記念ドラマ『万博の太陽』で主演 脚本&演出に“ドクターXチーム”集結

俳優の橋本環奈が、テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』で主演を務めることが、19日に分かった。2024年3月に放送予定となっている。

橋本環奈が『万博の太陽』で主演を務める【写真:(C)テレビ朝日】
橋本環奈が『万博の太陽』で主演を務める【写真:(C)テレビ朝日】

2024年3月に放送予定

 俳優の橋本環奈が、テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』で主演を務めることが、19日に分かった。2024年3月に放送予定となっている。

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 本作は1970年、“人類の進歩と調和”をテーマに当時史上最多の76か国(その他4国際機構、1政庁、6州、3都市、2企業)が参加し、入場者数は国民の6割に相当する約6422万人を記録したアジアで初めて開催された日本万国博覧会(=大阪万博 EXPO’70)をドラマ化。脚本は中園ミホ氏、主演は橋本のタッグで、「世界中の人たちとつながりたい!」という思いを胸に万博で働くことを夢見たヒロインの青春と、その家族の物語を心温まるタッチで描き上げるヒューマン・ホームドラマだ。

 橋本が演じるのは、好奇心旺盛(おうせい)で猪突猛進だけど、その明るさで周囲をやさしく照らす“太陽”のような主人公・朝野今日子(あさの・きょうこ)。戦後復興を成し遂げ、高度経済成長期の真っただ中にあった昭和40年代。誰もが“より良い生活”を目指していたこの時代、今日子は東京オリンピックの感動が忘れられず、“世界とつながる場所”への憧れを募らせ、大阪の親戚の家に居候しながら万博への思いをふくらませていく。居候先の家族に励まされたり、ぶつかりあったりしながら成長し、万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていくことに。

 脚本は、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』『七人の秘書』、日本テレビ系ドラマ『ハケンの品格』など大ヒットドラマを手がけ、25年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』の執筆も発表されている中園氏。強く生きる現代の女性たちを多く描いてきた中園氏が、昭和を舞台にどこまでも前向きな主人公と彼女を見守る家族の姿を生き生きと浮かび上がらせていく。また、演出は田村直己氏。『ドクターX~外科医・大門未知子~』『七人の秘書』で中園氏とがっつり組んだ史上最強の“ドクターXチーム”が集結し、本作を作り上げる。

 以下は橋本環奈のインタビュー。

――本作のみどころを教えてください。

橋本「いちばんのみどころは、万博に憧れて『世界中の人々と交流してみたい』と思っている前向きな女の子が、自分の夢に向かってひたむきに走って行くところですね。爽快感もあり、とてもキラキラした作品だと思います」

――撮影を楽しみにしているシーンや注目してほしいポイントはありますか。

橋本「今日子が居候することになった万田家の家族とのシーンです。万博を夢見る今日子にとって、万博会場のある大阪で暮らすことはもちろん、自分の夢に向かって奮闘したり、家族団らんがあったり、人生のターニングポイントともいうべき出来事が万田家でたくさん起きるので、そのシーンはいろいろと楽しみです。温かい空気感みたいなものもたっぷり詰まっていると思います。また、素晴らしく豪華な俳優さんが多数出演されているので、どなたが登場するかも注目ポイントです。ものスゴイ方々を一日だけお呼びして撮影するなんて、本当に贅沢なことをさせていただいています」

――ご自身から見て今日子はどんな女の子だと思いますか。

橋本「私が演じる今日子はとてもかわいらしく、亡きお父さんに似て、真っすぐで猪突猛進な性格です。でも、元気な女の子でありながらも“不思議ちゃん”のようにはしたくないなと思っているんです。物語の冒頭に『ガガーリンが死んじゃったの……』というセリフがあるのですが、インパクトがあるそのシーンでは、ちょっと変わった子に見せたかったんです。でも、“手に負えないほど変わっている子”にはしたくなかった。真っすぐで好奇心旺盛で熱意を持って進む女の子でありつつ、ちょっと変わっている部分を持つという、表現のバランスはたくさん考えて演じています」

――レトロなファッションも登場しますが、衣装はいかがですか。

橋本「衣装合わせのとき、いろいろなパターンを着させていただいたのですが、その時代を生きていなかったにもかかわらず、“知っている昔の日本”という感じがしました。ミニスカートが流行っていたり、髪型もくるくる巻いていたり、一周まわってレトロでかわいらしい洋服も多いので、ファッションも見ていて楽しいんじゃないかなと思います。コンパニオンの制服も、スタッフのみなさんが資料を見て再現してくださっているのですが、こんなにかわいらしいお洋服を着ていたなんて、コンパニオンって本当に女の子たちの憧れのお仕事だったんだろうなと改めて認識させてくれました」

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。

橋本「『こういう時代もあったな』と懐かしむ方もいれば、私と同世代やそれよりも下の世代のみなさんは『こういう日本の姿もあったんだ!』と歴史的感覚で見られる作品でもあります。何より、見れば必ず前向きになれる作品だと思います。ぜひ、3月の放送を楽しみにしていてください!」

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