【どうする家康】最終回視聴率は12.3% 期間平均は3作連続で前作下回る

松本潤が主演を務め、徳川家康を演じたNHKの大河ドラマ『どうする家康』の最終回が17日に放送され、初回から最終回までの関東地区の期間平均視聴率が11.2%(個人6.7%)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作『鎌倉殿の13人』の期間平均視聴率12.7%を1.5ポイント下回った。これで3作連続前作を下回る結果となった。

NHK【写真:ENCOUNT編集部】
NHK【写真:ENCOUNT編集部】

最終回は前回11.0%から1.3ポイントアップ12.3%、視聴者感動「殿と家臣団、最高」

 松本潤が主演を務め、徳川家康を演じたNHKの大河ドラマ『どうする家康』の最終回が17日に放送され、初回から最終回までの関東地区の期間平均視聴率が11.2%(個人6.7%)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作『鎌倉殿の13人』の期間平均視聴率12.7%を1.5ポイント下回った。これで3作連続前作を下回る結果となった。

 一方、ビデオリサーチによると、17日放送の最終回の平均世帯視聴率は関東地区で12.3%(個人7.7%)を記録。前回(第47回)の11.0%から1.3ポイントアップした。

『どうする家康』の視聴率は、同時間帯に人気の裏番組がひしめく中、序盤は同時間帯1位となることも多く、全体的には、ほぼ2位という位置をキープしてきた。これまでの時代劇には異例のコミカルな服部半蔵が描かれたり、瀬名の切ない最期など笑いと涙のシーンがバランスよく織り込まれていた。

 また、ほぼ毎回、家康以外のもう一人の主役が登場するかのような形で、ある人物にスポットがあてられ、歴史好きにはうれしい形だった。最終回では亡くなった瀬名が再登場し、さらに若い頃の徳川家臣団も集結して登場し、殿と家臣の深い絆や同窓会のようなにぎやかで温かな雰囲気に、視聴者からは「殿と家臣団、最高」という感動の声であふれていた。最後まで見る人の心をふさぶった作品だったように思える。

○近年の大河ドラマ期間平均視聴率(関東地区)
2011年『江・姫たちの戦国』:17.7%
2012年『平清盛』:12.0%
2013年『八重の桜』:14.6%
2014年『軍師官兵衛』:15.8%
2015年『花燃ゆ』:12.0%
2016年『真田丸』:16.6%
2017年『おんな城主 直虎』:12.8%
2018年『西郷どん』:12.7%
2019年『いだてん~東京オリムピック噺~』:8.2%
2020年『麒麟がくる』:14.4%
2021年『青天を衝け』:14.1%
2022年『鎌倉殿の13人』:12.7%
2023年『どうする家康』:11.2%
※数字はビデオリサーチ調べ

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