格闘技イベント「RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」（ABEMAで全試合無料生中継）が16日、東京・両国国技館で行われた。第13試合に登場した第5代RISEライト級王者の白鳥大珠（TEAM TEPPEN）はザカリア・ゾウガリー（モロッコ）に3R・KO勝ちを収めた。“海外強豪”相手への衝撃KO劇にファンは大興奮だった。

　今年6月ぶりの試合となった白鳥。試合前には「盤石の強さ」でなく「拡散される、切り抜かれる」ような勝ち方をしたいと語っていたが、その発言通りの有言実行の衝撃KOとなった。

　ザカリアの変則攻撃も見えていた。圧をかけるようにして戦う相手に対し、ワンツーなどカウンター攻撃を合わせていく。最後はコーナーポストに追い込まれながらも、上半身を左右に傾けながらパンチをかわし、頭を下げた相手に左膝一閃。

　ザカリアはそのまま後方に倒れ、大の字に。立ち上がってくることはなかった。白鳥が3R・1分27秒でKO勝ちを収めた。

　衝撃KOにファンからは「マジでかっこいいし最高に熱くてイケてる」「凄すぎる」「これ白鳥選手のベストバウトやろ」「格闘技ってほんと凄い！」「ヤバすぎる」「見てて気持ちいい」「震えた」などの声が上がっていた。