73歳で亡くなった木戸修さん、結婚したプロゴルファー長女の花嫁姿を見られず…「式はまだでした」

元プロレスラーの木戸修さん(享年73)が、今月11日に亡くなっていたことを新日本プロレスが14日に公式サイトで発表し、同日夜、長女でプロゴルファーの木戸愛(33)が、マネジメント事務所を通じてコメントを寄せた。

木戸修さん【写真:柴田惣一】
木戸修さん【写真:柴田惣一】

木戸愛「父の娘であることを誇りに思っております」

 元プロレスラーの木戸修さん(享年73)が、今月11日に亡くなっていたことを新日本プロレスが14日に公式サイトで発表し、同日夜、長女でプロゴルファーの木戸愛(33)が、マネジメント事務所を通じてコメントを寄せた。

「関係者の皆様 父・木戸修が、令和5年12月11日(火)午後10時00頃、家族に見守られ穏やかに息を引き取りました。私にとっての木戸修は、優しい父親でもあり、偉大な先輩アスリートでもあり、尊敬し、父の娘であることを誇りに思っております。現在は、とても悲しく寂しい気持ちでいっぱいですが、これからは父が天から見守り、一緒に戦ってくれると信じて、一層競技生活に精進して参りたいと思います。父を応援して下さった皆様、お世話になった関係者の皆様、本当にありがとうございました。ここに生前のご厚誼を深く感謝し心より御礼申し上げます。木戸愛」

 愛は木戸さんの勧めで11歳からゴルフを始めた。中学を卒業後は地元の神奈川県を離れて、強豪で知られる宮城県の東北高に進学。プロテストに合格し、レギュラーツアーに出場し始めると木戸さんは度々、応援で試合会場に訪れていた。愛はそれを喜び、取材陣にも父にアドバイスされたことなどを隠さずに話していた。昨年もコースに木戸さんの姿はあったが、関係者は「今年は観戦にいらしていなかったと思います」と話している。

 関係者によると、木戸さんは数年前からがんを患っていたという。それでも、5月3日には、愛のインスタグラムにツーショットで登場。愛は、焼き肉店での食事後に「父とNIKEでお揃い 家族でたっちゃん美味しくて幸せでした」とつづっていた。

 愛は今月1日、ツアー最終予選会(QT)で7位に入り、来季ツアー前半戦の出場権を獲得。その際、8月に同学年の男子プロゴルファー・神農洋平(33)と結婚していたことを明かしていた。ただ、シーズン中だったため、関係者は「結婚式、披露宴はまだでした」。木戸さんは愛娘の式での花嫁姿を見ぬままに旅立った。

次のページへ (2/2) 【写真】木戸修さん&木戸愛の親子2ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください