石橋貴明、年2回になった『細かすぎて伝わらない』に手応え「来年は4回にします!」

フジテレビ系特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(16日午後9時)の収録がこのほど都内で行われた。「細かすぎる」ゆえに笑いにはなりにくいと思われてきたものまね芸に光を当てた番組。2018年にスタートし、「冬恒例」の特番になっていたが、今年は7月に『夏の細かすぎて』を放送しており、番組史上初の1年で2度の放送となる。厳しいオーディションには、プロ・アマ問わずに多数が参加。勝ち抜いてこの日のスタジオ入りした68組の中には、パリ五輪出場が内定したアスリートの姿もあった。

左から山崎弘也、石橋貴明、柴田英嗣【写真:(C)フジテレビ】
左から山崎弘也、石橋貴明、柴田英嗣【写真:(C)フジテレビ】

オーディションを勝ち抜いた68組出場 パリ五輪出場内定のアスリートの姿も

 フジテレビ系特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(16日午後9時)の収録がこのほど都内で行われた。「細かすぎる」ゆえに笑いにはなりにくいと思われてきたものまね芸に光を当てた番組。2018年にスタートし、「冬恒例」の特番になっていたが、今年は7月に『夏の細かすぎて』を放送しており、番組史上初の1年で2度の放送となる。厳しいオーディションには、プロ・アマ問わずに多数が参加。勝ち抜いてこの日のスタジオ入りした68組の中には、パリ五輪出場が内定したアスリートの姿もあった。

 収録では、常連組が安定した鉄板芸を見せる一方で、初登場の新人がシュールなネタを展開。野球ネタが続々と出る中、甲子園球場の裏方さん、チアリーダーといった選手以外に焦点を当てたものまねも披露された。その他、有名女優のあいさつ、ベテラン俳優の首の動かし方、長寿番組の最終回、映画名作とプロレス技などジワジワ来るネタも繰り広げられた。

 ハイレベルな秀作の連発に、レギュラー審査員のとんねるずの石橋貴明、アンタッチャブルの山崎弘也、柴田英嗣、ゲストの俳優・浜辺美波、メジャーリーガーの千賀滉大(メッツ)も感心しきり。収録後には石橋、山崎、柴田がネタの数々を振り返りながら、収録の手応えなどを語った。

――収録を終えて。

石橋「夏、冬、連覇がかかっていた人がいたので、それを阻止しようというみんなの熱意があり、レベルの高い今年の最後を締めくくるにふさわしい大会でした」

山崎「ドラマがありましたね~」

柴田「1つ1つのネタの中にもドラマがありました。それを楽しんでほしいです」

石橋 「しかし、(千賀)滉大ちゃん、いい靴履いてたね~。美波ちゃんはかわいいし。さすが、東宝芸能はいい娘をつかむね」

山崎「美波ちゃん、透明感がすごすぎて見えなくなってましたからね(笑)。でも、TikTokネタが出て、我々おじさんたちがポカンとしてると、『あるある~』と言ってフォローしてくれたりして、バランスが良くなりましたよ」

――野球ネタが多かったですね。

石橋「甲子園の裏方を拾ってくるのは、野球好きにはたまらないですよ」

山崎「現場にいないと分からないネタもあったりで、“ザ・細かすぎて”ですよね」

――今年は初めて年2回放送です。

石橋「はい。来年は年4回にします! だって、(フジテレビの)港社長が『やれ、やれ』って言うんだから」

山崎「今年、WBCがあってその熱のあるうちに夏に1回やれたのは良かったですね。確かに1年あるといろんなことがありますし、1クールにやっても良かったですね。4回あれば、港社長が差し入れてくださるパンが4回、食べられますから(笑)」

柴田「それは無理なんですって。オーディションもすごいんですから」

――来年、大みそか放送への野望はありますか。

石橋「フジの金額次第ですね。山本由伸の300億円を超えるなら考えます(笑)」

――この番組きかっけに演技力が評価され、ドラマ、映画にキャスティングされる出演者もいます。

柴田「すごくいいことだと思います。バラエティー番組なのに、(演技、ものまねの)クオリティーが高いのでオファーが来ているみたいです。今後も役者のタマゴがここに来て、役者の道を開いていくというのはありですよね」

山崎「確かにうまいですからね。ちなみに今回、現役の世界チャンピオンが来ていました」

柴田「そういう方はオーディションはなしにしましょうよ~」

――番組名にちなみ。相方の「○○すぎる」を教えてください。

柴田「山崎って、こう見えて几帳面すぎるんです。シャツを封筒みたいに畳んで、最後にトントンってやりますから」

山崎「柴田さんはネットにうとすぎます。この前もNetflixの作品がダウンロードできなくて、楽屋でイライラしていましたから」

柴田「すいません。単に容量の問題でした」

石橋「……。それよりも(木梨)憲武、ドラマ(カンテレ・フジテレビ系1月期『春になったら』)に出るらしいね。相手役の女の子、いいよな~」

柴田「奈緒さんね。のりさん、背中を押されたんですよね。奥さん(安田成美)に『やりなさい』って」

石橋「いいな~。そういうの」

――今後、石橋さんがやりたいことは。

石橋「いや~。もう、若い人がやる時代ですから」

山崎「何を言っているんですか。食わず嫌い(王決定戦)とか」

石橋「機会があれば、フジテレビ以外で」

山崎「フジでやりましょうよ。切っても切れない関係なんですから(笑)」

次のページへ (2/2) 【写真】メジャーリーガーにも体格で負けていない石橋貴明
1 2
あなたの“気になる”を教えてください