【どうする家康】最終回 「さらば家康」の字幕の意味 炎に包まれた茶々、真田信繁のラストは

松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。12月10日放送の第47回では、家康の大筒による攻撃で大坂城は崩壊。和議が成立して大坂冬の陣は終結したが、火種はくすぶり、家康は再び大坂城に兵を進めようとする流れが描かれた。家康は乱世を自分たちの代で終わらせたいと茶々(北川景子)に手紙を出すが、決断を任された豊臣秀頼(作間龍斗)が戦を決意する展開に。17日放送の最終回はどんな展開になるのか。

前線に立つ徳川家康を演じる松本潤【写真:(C)NHK】
前線に立つ徳川家康を演じる松本潤【写真:(C)NHK】

松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 最終回の見どころ紹介

 松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。12月10日放送の第47回では、家康の大筒による攻撃で大坂城は崩壊。和議が成立して大坂冬の陣は終結したが、火種はくすぶり、家康は再び大坂城に兵を進めようとする流れが描かれた。家康は乱世を自分たちの代で終わらせたいと茶々(北川景子)に手紙を出すが、決断を任された豊臣秀頼(作間龍斗)が戦を決意する展開に。17日放送の最終回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、家康は豊臣との決戦に踏み切り、乱世を終える覚悟で自ら前線に立った。家康の首をめがけ、真田信繁(日向亘)らは攻め込む展開という。徳川優勢で進む中、千姫(原菜乃華)は茶々と秀頼の助命を訴えた。だが家康が下した決断は非情なものだった。翌年、江戸は活気に満ちあふれ、僧・南光坊天海は家康の偉業を称え、福(のち春日局=寺島しのぶ)は竹千代に“神の君”の逸話を語る。そんな中、家康は突然の病に倒れる。

 第47回の本編終了後の次回予告には、姿は映し出されていないが何人もの声で「ありがとうございました」と家康への感謝の声が次々と流れていた。乱世を終わらせる偉業を成し遂げた家康への思いがこめられているように聞こえる。そんな中、血まみれになって炎に包まれる茶々の姿や寝床に横たわり目を閉じている家康の姿もあった。また、公式サイトの次回予告には「戦国クライマックス」と「さらば家康」という字幕が映し出されていた。

 最終回は、「戦国クライマックス」という字幕が掲げられるように、家康の首をめがけて攻め込む真田信繁や茶々のラストが見どころの一つだろう。また、千姫による茶々と秀頼の助命の訴えに対する家康の非情な決断には、乱世に終止符を打つ偉業を成し遂げた家康の苦悩、悲しみ、孤独をあらためて感じるような気がする。そして「さらば家康」。最終回は濃密な展開で視聴者の心を大きく揺さぶってくれる気がする。

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