映像ストリーミングサービス「Paramount+」（パラマウントプラス）のメディア向け発表会が6日、都内で行われた。2000年9月24日に行われた、シドニー五輪・女子マラソンにまつわる秘話が明かされた。

　同ストリーミングサービスは、世界45か国で事業展開しており、加入者数は6100万人超を誇る。日本における展開は、2022年6月の韓国に続き、アジアで2番目。WOWOWおよびJ:COMのオンデマンドサービスを通じて視聴が可能になる。

　会場では同サービスのインターナショナルマーケット統括のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼インターナショナル・ゼネラル・マネージャーであるマルコ・ノビリ氏、WOWOWの代表取締役である田中晃氏、J:COM代表取締役会長の芳賀敏氏の3人がトークセッションを行うことに。

　芳賀氏は、同サービスで配信される作品の魅力を熱弁。今後、オーストラリア・シドニーを舞台にしたドラマ『NCIS: Sydney』を見るのが楽しみで、その理由について「シドニーに住んでましたから」と土地勘があることを説明。

　すると、田中氏が「シドニーオリンピックで、高橋Qちゃんが36キロ地点で投げ捨てたサングラスを拾ったのは芳賀さん」と暴露。芳賀氏は「私です」と静かにガッツポーズしてニンマリ。会場の笑いを誘った。

　なお、J:COM社の広報によると、芳賀氏は同大会の現場で高橋氏の父・良明氏と知り合った。高橋が自身の父に向かってサングラスを投げたところ、周囲の他の人間がサングラスをとろうとしたため、芳賀氏が先んじてとり、良明氏に無事その場で手渡したという。

　イベントには、元AKBで俳優の秋元才加、お笑い芸人のこがけん、m-floの☆Taku Takahashiも出席した。