阪神・佐藤輝明、感謝状を受領 がんと闘う子どもたちへ本塁打数にちなんだ寄付

阪神タイガースの佐藤輝明が認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークから感謝状を贈呈されたことが6日、分かった。

感謝状を贈呈された阪神タイガース・佐藤輝明
感謝状を贈呈された阪神タイガース・佐藤輝明

NPO法人ゴールドリボン・ネットワークから感謝状

 阪神タイガースの佐藤輝明が認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークから感謝状を贈呈されたことが6日、分かった。

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 プロ野球で38年ぶり日本一に輝いた阪神タイガースの内野手主軸として活躍し、野球日本代表にも選抜されている佐藤。このたび、小児がんとたたかう子どもたちを応援したいと同法人へ2023年の本塁打数「24」にちなんだ寄付をしたことが明かされた。

 また、日本国内では認知度が課題である小児がん。多くの人に知ってもらえる機会となり、感謝の気持ちを込めて同法人から感謝状が贈られた。

 ゴールドリボン・ネットワークの名称やロゴの「ゴールドリボン」は、小児がんの子どもたちを支える活動の世界共通のシンボルマーク。ゴールド(金)が貴重な金属であるように、子どもたちは私たちの「最も貴重な宝物」であるという考えが元になっている。

 一般的に15歳未満の子どもに起こるがん(悪性腫瘍)で、毎年新たに診断されるのは2000~2500人と大人のがんに比べると少なく、また5年生存率は70~90%。子どもの病死原因の第1位であり続けている。希少ながんでありながら種類が多くそれぞれの症例が少ないために、情報収集が困難だったり、自宅近くに適切な治療を行う病院がなく家族から遠く離れた病院に移動して長期間入院をしている患者も多く存在。また、治療が終わっても、小児がん経験者の約半数ががんそのものや治療の影響による「晩期合併症」(後遺症)を抱えてその後の人生を生きる現状があるという。しかしながら、それらの課題は大人のがんほど知られておらず、支援も不足している。

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