ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEが、「Video of the Year」を受賞した。22日に、Kアリーナ横浜にて開催された「MTV VMAJ」にて授賞式が行われ、ステージでは『Magic』と『ケセラセラ』をパフォーマンスした。

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「MTV VMAJ」は、全米最大規模の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の日本版として、2002年以来開催している授賞式とライブを融合した音楽アワードで、今年で22回目の開催を迎える。音楽シーンの多岐にわたる部門において最も優れた作品を発表する“ミュージックビデオの祭典”として、毎年賞の行方が注目されている。対象期間内（22年10月1日～23年9月30日）に発表された作品から、各部門の最優秀作品と特別賞と「Video of the Year」を発表する。

　Mrs.GREEN APPLは、『Magic』でBest Alternative Videoを、『ケセラセラ』でBest Visual Effectsを、さらには特別賞のArtist of the Yearを受賞し、3冠達成。『Magic』は23年7月5日にリリースしたアルバム『ANTENNA』の収録曲で、「コカ・コーラ」のTVCM「Coke STUDIO Magic」篇のCMソングに起用された。『ケセラセラ』は4月25日に配信リリースした楽曲で、清野菜名主演のABC・テレビ朝日系連続ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』の主題歌としても話題になった。

　3冠達成した思いを聞かれると「ほんとうに身に余るおどろきで、光栄です」と笑顔を輝かせた。さらに、司会を務める南海キャンディーズの山里亮太から「今年は忙しかったのでは？」と問いかけられると「今年は、フルアクセスで駆け抜けたいと話していたので」と明かし、見事に有言実行したようだ。

　さらに、イベントの最後に「Video of the Year」の受賞者として紹介されると、再びステージに登場。見事に、4冠達成を遂げた。「まだちょいと、わからないですね。はい、うれしいです」と言葉につまりながらも、トロフィーを握りしめる手に力が入った。

　そして、イベントの締めくくりとして、『Magic』と『ケセラセラ』の2曲を披露。パワフルな歌声に圧倒された観客は、自然と立ち上がり、手を振り、飛び跳ね、彼らの音楽を堪能していた。最後に、ボーカルの大森元貴が「ありがとうございました！　心の底から感謝します！」と感謝の言葉を送り、イベントは幕を閉じた。