【BreakingDown】元アウトサイダー同士が激突 下馬評不利の瓜田純士「KOしにいきます」

格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の第10回大会の前日記者会見が22日、行われた。第9試合で対戦する萩原裕介と瓜田純士がそれぞれ思いを語った。

萩原裕介(左)と瓜田純士【写真:山口比佐夫、徳原隆元】
萩原裕介(左)と瓜田純士【写真:山口比佐夫、徳原隆元】

さいたまスーパーアリーナ・コミュニティーアリーナで開催

 格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の第10回大会の前日記者会見が22日、行われた。第9試合で対戦する萩原裕介と瓜田純士がそれぞれ思いを語った。

 2021年7月4日に第1回大会が行われた同大会は旗揚げから2年で10回目の記念大会が行われる。場所は格闘技の聖地・さいたまスーパーアリーナのコミュニティーアリーナ。

 両者の「BreakingDown」での因縁は「BreakingDown9」のオーディションから。喧嘩自慢最強決定戦のオーディションの場で瓜田&ノッコン寺田率いる大阪軍団が黒石高大率いる横浜軍団と乱闘を繰り広げ、現場は収拾がつかない事態となっていた。萩原は北関東軍団を引き連れ現場に入場。なかなか収まらない状況に堪忍袋の緒が切れ、大阪を率いる瓜田にブチギレた。

 この日萩原は「明日の対戦をすごく楽しみにしていて、やっと明日かと待ち望んだ試合だった。アウトサイダーのときに組まれることのなかったカードが10数年のときをへてBreakingDownっていう舞台で戦えるとは思ってなかった」と感慨深げに語る。

 一方の瓜田も「10回大会ってことでこれまでいろいろあったな。第2回から出させてもらっていて、オーディションもずっと出させてもらって、本当にいろいろあったと思います。大舞台に立たせてもらって感謝しています」とあいさつ。

 今回、同イベントに参戦しているアウトサイダー戦士は引退をかけた対抗戦を行うが、瓜田と萩原はこの対抗戦には出場しない。

 瓜田はこのことに触れ「『お前たちは引退かけないの?』って声があった。俺はそれでもいいと思ってたんだけど、今後BreakingDownにスペシャルアドバイザーとして関わっていくことになっている。なので引退をかけるのはしっくりしない。あとは坊主頭で3年縛り、そんなのもはやってるから、そういうのを懸けようかと思ったんだけど萩原は色男で黄色い声援がかなりすごいから。『瓜田の刺青の野郎のせいで私の祐介が』ってなったら刺されるかもしれないから、それも違うなと。そういうのもひっくるめて何もなしでいいかな」と語った。

 そして最後に「いつものように瓜田が弱いとか言われてるけど、KOしにいきます。萩原楽しみだな!」と意気込んだ。

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