n.SSign、初アリーナ公演で涙と笑顔…カズタ「僕たち、幸せでした」 日本FCの誕生も発表

今月29日に日本デビューを控えるK-POPボーイズグループのn.SSignが11、12日の両日、東京・有明アリーナで初のアリーナ公演『n.SSign 1st ARENA CONCERT “BIRTH OF COSMO”』を開催した。COSMO(※n.SSignのファンネーム)とともに目標にしていた場所に立ち、メンバーは新曲、『青春スター』時代の懐かしの曲に加え、洋楽、日本語の楽曲もカバーして披露。ENCOUNTは12日に取材したライブの模様をリポートする。

初のアリーナ公演でパフォーマンスを披露するn.SSign
初のアリーナ公演でパフォーマンスを披露するn.SSign

東京・有明アリーナ公演ライブリポート

 今月29日に日本デビューを控えるK-POPボーイズグループのn.SSignが11、12日の両日、東京・有明アリーナで初のアリーナ公演『n.SSign 1st ARENA CONCERT “BIRTH OF COSMO”』を開催した。COSMO(※n.SSignのファンネーム)とともに目標にしていた場所に立ち、メンバーは新曲、『青春スター』時代の懐かしの曲に加え、洋楽、日本語の楽曲もカバーして披露。ENCOUNTは12日に取材したライブの模様をリポートする。(取材・文=近藤加奈子)

 開演時間になると、ステージ中央にある巨大モニターが大量のスモークを吹き出しながら降下した。会場は大歓声に包まれ、『Wormhole(Rock ver.)』のイントロが流れた。センターステージからn.SSignが登場。パフォーマンスを終えると、本ステージに移動し、続けてライブ定番曲の『BOUNCE!』『Salty』を披露した。特別な日にふさわしい真っ白な衣装。メンバーは『青春スター』でも好評だったSUPER JUNIORの『Sorry,Sorry』で、進化を証明する高速ダンスを見せつけた。

 少しのインターバルの後には、エモーショナルな雰囲気の中で『Beautiful』を披露。COSMOは心に静けさを与えてくれる美しい歌とダンスに酔いしれた。MCでは、ドハが「今日は完璧なステージを楽しみにしてください」とほほ笑み、ソンユンは「今日で有明アリーナが最後だから、昨日よりもっと頑張ります」とアピールした。そして、日本人リーダーのカズタが「皆さん盛り上がる準備はできていますか~」とあおり、「僕たちの赤髪ハンジュン君が主演を務めた『Sound Candy – 私を満たす君の音』の主題歌です」と紹介。『Sound Candy』のパフォーマンス後にはステージを駆け巡りながら『Melody』を歌い、COSMOに笑顔を届けた。

 その後、ヒップヒップ風な衣装に着替えたカズタ、ハンジュン、ジュニョク、ソンユン、ロレンス、ヒウォンが、Beastie Boysの名曲『Fight For Your Right』を歌った。n.SSignのイメージを覆すロックなステージとなり、歓喜の声が飛び交った。続いてエディ、ロビン、ドハが現れ、Logicの『100 Miles and Running(Wale & John Lindahl)』をカバー。3人による洗練された洋楽ラップにCOSMOは高揚し続けた。そして、メンバーがステージに集結すると、Red Hot Chilli Peppersの『Give It Away』でアリーナが揺れ、興奮は最高潮に達した。

日本COSMOファンクラブ誕生も発表された
日本COSMOファンクラブ誕生も発表された

 熱気に包まれた後は一転、バラード曲の『Higher』『Have All Except You』を披露。『Wormhole(Original ver.)』をパフォーマンスした後はSHINee の『LUCIFER』、東方神起の『Rising Sun』をダイナミックに歌い、踊り、再びCOSMOのボルテージを上げた。燃えるようなステージに興奮は止まず、メンバーの名前を叫ぶ声がこだまし続けた。

 そして、カズタはソロでLuis Miguelのバラード『Contigo En La Distancia』を歌い上げ、ファンを聴き入らせた。映像を挟んだ後には、メンバー全員がステージの階段に座って秋川雅史の『千の風になって』をカバー。感動的な流れで、次の『Home』を歌い始めた。メンバーはセンターステージに移動。リフターに乗って上階のCOSMOにも歌を届けた。モニターには、カズタや他のメンバーが涙ぐむ姿が映し出され、COSMOも感極まった。

 その後、感動的な空気は一転した。メンバーはお茶目なコスプレ姿で『Do-Re-Mi(Sound of Music OST)』を披露し、COSMOを元気づけた。ステージでこの衣装を脱ぎ捨てると、『Woo Woo』をパフォーマンス。楽器を奏でたマーチングも見せ、『青春スター』時代におなじみだったDuexの『In Summer』をカバー。ファンを懐かしい気持ちにさせ、『Need U』ではメンバーがステージを駆け回りながら、サイン入りボールを客席に投げ入れた。

 メンバーは喜ぶCOSMOの顔を見ようと、積極的にファンサービス。大勢のバックダンサーも登場し、客席と一体化した大合唱を披露。そして、最後の曲になり、全員がいす座って『SPICE(Medium ver.)』を歌唱。「COSMO大好き!」「愛してる!」と感謝の叫びを届け、ステージを後にした。

 そして、すぐにアンコールの声。メンバーは動物の耳や被り物を付け、再びステージに登場。今度は通常の『SPICE』でダンスパフォーマンスを披露した。そして、ハイテンションの空気のままゆずの『ICHIGO』をカバーし、アリーナをお祭り騒ぎにした。歌い終えると、カズタは「僕たち、めちゃくちゃ幸せでした。皆さん本当にありがとう!」と感謝し、「報告させていただきたいことがあります」と言って続けた。

「僕たちの日本デビューと……日本COSMOファンクラブが誕生することが決定しました!」

 瞬間、客席から「やったー!」と歓喜の声が続出した。その後、メンバー同士のわちゃわちゃしたやり取りが続き、ドハが男らしい腹筋を披露。見た目のかわいらしさとのギャップを感じたファンが悲鳴を上げた。そして、カズタが「ヒウォンくんが披露したいって言ってます!」とあおり、全員で11月29日発売の日本デビューシングル曲の『NEW STAR』をパフォーマンス。メンバーは「またねー!」とステージを去ったが、ダブルアンコールで再々登場。『MONOLOGUE』で締めくくり、幸せな余韻を残したまま公演は終了した。

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