【光る君へ】木村達成が三条天皇役、人物想像しワクワクも「史実を疑い、演ずる役も疑い」

HKは17日、来年の大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)に、俳優・木村達成が三条天皇(さんじょうてんのう)役で出演すると発表した。演じる役は居貞親王。冷泉天皇の皇子。いとこの一条天皇よりも四歳年長でありながら、その東宮(皇太子)として20年以上を過ごす。叔父である道長の次女・妍子を妃に迎えるが、即位したのち、道長との確執は深まるという人物。

三条天皇を演じる木村達成【写真:(C)NHK】
三条天皇を演じる木村達成【写真:(C)NHK】

即位したのち道長との確執が深まるという人物

 NHKは17日、来年の大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)に、俳優・木村達成が三条天皇(さんじょうてんのう)役で出演すると発表した。演じる役は居貞親王。冷泉天皇の皇子。いとこの一条天皇よりも四歳年長でありながら、その東宮(皇太子)として20年以上を過ごす。叔父である道長の次女・妍子を妃に迎えるが、即位したのち、道長との確執は深まるという人物。

 木村達成は演じる人物の印象と意気込みをコメント。

「歴史上で実在した人物はどんな人物だったのかを調べたり、せりふから想像したり、ワクワクすることだらけですが、今回の役柄は、そのようにはいかない気がします。史実を疑い、演ずる役も疑い、自分のフィルターを通した時に何が生まれてくるのか、また疑い続ける日々が始まりそうです」

 大河ドラマの思い出も紹介。木村は『青天を衝け』に出演経験がある。

「舞台でご一緒した吉沢亮さんはじめ、同じ世代の俳優さんたちとたくさんお話ができ、刺激を受けることができました。真冬のロケが初めてのシーンでしたが、素足で凍えたことも、今となってはいい思い出です」

 作品は平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。武家台頭の時代の前にきらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生の物語。紫式部を吉高由里子が演じ、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は大石静氏が担当する。

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