“置き配NG”だったのに意外な場所で発見…まさかの事態にSNS困惑「なんじゃこりゃ?」

インターネット通販やネット注文の需要が高まる中で、これまで以上に宅配・配送サービスを活用している人は多いだろう。便利さが増す一方で、時に困った事態に遭遇してしまうことも。職場に届くはずの荷物が、エレベーター内で発見されたというケースがSNSで報告された。投稿者に話を聞いた。

荷物の受け取り時のトラブルは減らしたいものだ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
荷物の受け取り時のトラブルは減らしたいものだ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「人通りが多い目立つ場所に数時間置いてあったのに荷物は無事だった」

 インターネット通販やネット注文の需要が高まる中で、これまで以上に宅配・配送サービスを活用している人は多いだろう。便利さが増す一方で、時に困った事態に遭遇してしまうことも。職場に届くはずの荷物が、エレベーター内で発見されたというケースがSNSで報告された。投稿者に話を聞いた。

「今日の置き配(Amazonで置き配NG設定&営業時間内の配達依頼済み)」とつづられたXの投稿。置き配とはあらかじめ指定した玄関前や宅配ボックスなどの場所に荷物を届けてもらうサービスだが、そもそも置き配を依頼しておらず、様子がおかしい。エレベーター内の手すりに荷物が挟まっている。

 妙な光景はネット上で驚きを呼び、「え?」「なんじゃこりゃ??」といった反響が寄せられた。

 投稿者は、アミューズメントカジノ店の店長を務めるふゆ(@Fuyuchan024)さん。職場に届く予定の仕事の荷物だったといい、「置き配NG+営業時間内の配達をお願いしますと備考欄に記載していたのですが、エレベーター内や店外に置かれたのは今回で3回目か4回目で、出勤時に発見しました」。原因は不明だが、何度か繰り返されていたという。

 職場は東京・品川に所在しており、「人通りが多い目立つ場所に数時間置いてあったのに荷物は無事だったので、品川は治安が良いなと思いました(笑)」と話す。

 ふゆさんはこれを受けて、「最初の2回か3回目までは連絡しなかったですが、今回の件でさすがにAmazonに連絡しました。それ以降、Amazonで頼んだ荷物は置き配がされなくなりました」。事態が改善し、現在は問題ないとのことだ。

 慢性的な人手不足が指摘される物流業界。故意に不適切に取り扱われた場合は話は別だが、配達件数が多ければ多いほど、どうしてもミスは出てしまう。難しい問題だ。

 荷物の受け取りを巡るトラブルは少しでも減ってほしいものだ。ふゆさんは「置き配についてはちゃんと置き配ができる環境(宅配ボックスがある等)であればいいシステムだと思います。私も自宅では置き配OKにしています」と話したうえで、「この状況を改善するためには、ということを考えましたが、なかなか難しいと感じました…」と、もどかしい思いを明かした。

 物流インフラは日常生活の基盤として必要不可欠。社会全体で取り組むことが重要だ。配達業者の負担解消や、さらなる配送システムの向上が求められるだろう。

次のページへ (2/2) 【写真】まさかの“置き配”、実際の光景
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