40代に刺さる『コロコロコミック』名作3選 懐かしのギャグ漫画やミニ四駆など

1977年に創刊号が発売された、児童向けの漫画誌『コロコロコミック』(小学館)。創刊100号を達成した80年代後半から90年代は、ファミコンの全盛期とも重なり、今の40代が夢中になって読んでいた時期である。今回は多くの40代が当時ハマったコロコロコミックの名作を3つ紹介する。

つるピカハゲ丸 1巻(のむらしんぼ/小学館)
つるピカハゲ丸 1巻(のむらしんぼ/小学館)

『おぼっちゃまくん』のあいさつはマネする人続出?

 1977年に創刊号が発売された、児童向けの漫画誌『コロコロコミック』(小学館)。創刊100号を達成した80年代後半から90年代は、ファミコンの全盛期とも重なり、今の40代が夢中になって読んでいた時期である。今回は多くの40代が当時ハマったコロコロコミックの名作を3つ紹介する。

 まずは『おぼっちゃまくん』(作:小林よしのり)だ。おぼっちゃまくん(御坊茶魔)が、第999代御坊家当主になるために成長する作品。『おぼっちゃまくん』は当時のコロコロコミックを支えた、人気のギャグ漫画である。おぼっちゃまくんが通う田園調布学園で会う、個性豊かな仲間とのユーモアあふれる日常が多くの子どもを笑わせてくれた。

『おぼっちゃまくん』には「茶魔語」という、おぼっちゃまくんが使う独特な言葉がある。「こんにちわんこそば」「いただきマッシュルーム」などのあいさつは、面白くてマネした人も多いだろう。「みなさま、こんばんワイン!」「深夜にすいま千円」などと、おぼっちゃまくんのあいさつフレーズは今でもX(ツイッター)で使われている。

 次に紹介する『つるピカハゲ丸』(作:のむらしんぼ)もギャグ漫画として人気の作品だ。主人公のハゲ田ハゲ丸は、小学生だが髪の毛が3本しかない。太い眉毛も特徴的で外観のインパクトが大きい。『つるピカハゲ丸』には「カンニング」「身体検査」などの4コマで完結するストーリーが多く、ハゲ丸の愉快な言動に笑いがこみ上げる。

 SNS上では「コロコロコミックで読んだ『つるピカハゲ丸』が今でも脳裏に焼き付いている」「コロコロといえば『つるピカハゲ丸』のイメージ」などのコメントも多く、今なお多くのファンから愛されている漫画である

 最後に紹介する『ダッシュ!四駆郎』(作:徳田ザウルス)は、第1次ミニ四駆ブームの立役者と言われている。日ノ丸四駆郎がダッシュ軍団を作って、ミニ四駆選手権で速さを競う物語だ。Xでは「ミニ四駆シリーズのマンガで『ダッシュ!四駆郎』が一番好き」「少年マンガのようなガッツでみんなを鼓舞するシーンにハマった」などのコメントも多い。このように四駆郎がピンチの場面を気合で乗り切る姿には、勇気をもらった人もいるだろう。

 創刊から40年以上たつコロコロコミックは今でも毎月発売されており、今後の掲載漫画からも目が離せない。

次のページへ (2/2) 【写真】第1次ミニ四駆ブームの立役者『ダッシュ!四駆郎』の書影
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