ロシア生まれのコスプレイヤー・Saya Scarlet（サーヤ・スカーレット）さんが10月28日、東京・池袋で開催された「池袋ハロウィンコスプレフェス2023 Powered by dwango（以下、池ハロ）」に参加した。

　サーヤさんは、『YOUは何しに日本へ？』（テレビ東京）に初音ミクのコスプレで出演したことがあり、「ロシアの美少女」と話題を呼んだ。同コスプレイベントでも初音ミク（ラスカルコラボバージョン）のコスプレを披露していたサーヤさんに、コスプレを始めてから変わったことや、日本のハロウィーンイベントの印象などを語ってもらった。

――コスプレのポイントを教えてください。

「翼や角、破れたストッキングがポイントです。悪魔のコスチュームにぴったりな仕上がりになっていると思います！」

――なぜコスプレを始められたのでしょうか？

「最初はイラストと歌をやりたいだけだったんですけど、小学生のときに（初音）ミクの存在を知って、コスプレに挑戦してみようと思いました。数年たった今はコスプレばかりしています」

――コスプレを始めてから、性格や周囲の反応など変わったことはありますか？

「ずっと内向きでコンプレックスを抱えていたんですけど、コスプレを始めてからは前向きになりました！　でも、好きな初音ミクのコスプレをしたいという気持ちはずっと変わりません」

――コスプレに合わせた体型維持のために取り組んでいることはありますか？

「とてもアクティブなライフスタイルを送っていて、毎日元気に活動しています。家でダンスをしたり、エクササイズをすることもありますが、体の構造上いい状態を維持するのが難しいです」

――日本のコスプレイベントにはどういった印象を持たれていますか？

「日本のコスプレイベントにはまだあまり参加したことがないんですけど、参加したイベントはすべて気に入っています。池ハロには1人で参加したんですけど、1日中水も飲めなかったので、将来的にはイベントでサポートしてくれる人がほしいです……」

――ロシアと日本のコスプレイベントにはどういった違いがありますか？

「私の国のコスプレイベントには、必ずステージでのパフォーマンスがあって、それがイベントのメインになります。そのステージ上で、コスプレ姿のままダンスやファッションショーなどを行い、すばらしかった人に賞が贈られます」

――ハロウィーンの忘れられない思い出があれば教えてください。

「2018年に、初めて日本の『渋谷ハロウィーン』に友達と行ったんですけど、最高に楽しかったです！　このイベントは本当に大好きなんですけど、今年は残念ながら開催されないようで……。ルールを破りたくはないので、悲しいですが今年は渋谷に行かないことにしました。私の国ではハロウィーンはほとんど祝われないので、日本に祝う文化があって本当にうれしく思います。お店の看板がハロウィーン仕様に装飾されたり、カフェに特別メニューが用意されるところもすてきです！」

――今は日本の学校に通われているそうですが、日本に初めて来たときに驚いたことはありましたか？

「日本の多様性に驚きました。建築や食べ物、観光スポットなどすべてが日本各地で異なります。私は日本中を見たいと思っていて、最近は特に沖縄や福岡、北海道に行ってみたいと思っています！　日本を見切るにはとても時間がかかりそうです」

――最後に、日本の好きなところ、魅力を教えてください。

「好きなものが多すぎて1つに絞るのは難しいです……。だから、日本に移住して日本語を勉強するのが夢でした。日本は季節の移り変わりを表現してくれて素晴らしいです。私は日本が大好きです！」

Saya Scarlet公式X：https://twitter.com/SayaScarlet01

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