溝端淳平、大河ドラマは「今後もずっと続いていくべきもの」 『どうする家康』今川氏真役
俳優の溝端淳平が3日、東京・馬事公苑で行われた『馬事公苑リニューアルオープン記念オープニングセレモニー』に出席した。
『馬事公苑リニューアルオープン記念オープニングセレモニー』に出席
俳優の溝端淳平が3日、東京・馬事公苑で行われた『馬事公苑リニューアルオープン記念オープニングセレモニー』に出席した。
JRAは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の馬術競技開催のため、2017年1月より休苑していた馬事公苑をリニューアルし、11月3日に7年ぶりにオープンした。
多くの観客が見守る中、馬に乗って登場した溝端は「とても大人しくて品のいいお馬さんでとても乗り心地がいいし、あんなに大人しくて賢い馬はなかなかいないんじゃないかなと思いますね」とにっこり。同所の名前は聞いたことがあるものの、訪れたのは初めてだそうで「こんなにすてきな場所が世田谷にあるんだって驚きました」と目を丸くし、「裏とかも見させていただいて、お馬さんがいるところ(厩舎)も見たんですけど、すごくきれいですし、この施設は一般の方が入れるべきだなと個人的にも思いました」と7年ぶりのオープンを祝福した。
また、12年には岩手県の平泉町で行われた『源義経公東下り行列』に義経役で参加した溝端は、当時の思い出を尋ねられると「岩手県の城下町をけっこう長い距離、馬に乗りながら行列に参加させていただいたんですけど、街の方々の声援のもと、普通に歩くのではなく馬に乗りながら街中を歩くって非常に代え難い経験といいますか、とても爽快でした」と回顧し、「お馬さんに乗ってると、日本人としてなのか、人としてなのか、DNAに反応するのか、気持ちが昂りつつもリラックスできるというか、馬独特のパワーみたいなものを感じるなと思いました」と語った。
さらに、現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』に今川氏真役で出演した溝端だが、同撮影では馬に乗る機会がなかったそうで「そこは残念でしたけど、最後に家康と対峙して武人として降りて、引導を直接、家康に渡されるシーンはいろんな思いが込み上げましたね」としみじみと語り、MCから氏真を演じたことを感謝されると「大河ドラマって面白くて、氏真も近年新しい発見でどんどん解釈が変わっていて、今年の3月にもまた新しく見つかって、今までの氏真と家康の関係性もまた大きく変えるだろうという発見があったので、今回の大河ドラマには間に合わなかったんですけど、大河ドラマって歴史を受け継ぐということと、また新しい解釈、新しい発見が毎年あるので、それを今の時代の人が解釈して新しく作り上げていくという意味では、今後もずっと続いていくべきものなんだなと思いました」と熱く語った。