キスマイ千賀健永、アーティストとして初海外進出「アイドルとは別のプライベートな領域」
Kis-My-Ft2の千賀健永がアーティストとして、初の海外進出をすることが29日に分かった。12月1日から個展・千賀健永展「FiNGAiSM in 台北」を台湾台北市の華山1914文創園区で開催する。
台湾で12月に開催
Kis-My-Ft2の千賀健永がアーティストとして、初の海外進出をすることが29日に分かった。12月1日から個展・千賀健永展「FiNGAiSM in 台北」を台湾台北市の華山1914文創園区で開催する。
初個展「FiNGAiSM」(読み:フィンガイズム)を5月に東京・表参道ヒルズ スペース オーで)を開催した千賀。オリジナルキャラクター“FiNGA(フィンガ)くん”をメインにした唯一無二の世界観やポップな色彩感覚が好評を博していた。そんな個展が今冬、バージョンアップし、海外で開催される。
千賀は、幼少期から絵を描くことに興味があり、2020年のコロナ禍に本格的にiPadを用いたデジタルアートやアクリル絵の具を用いたドローイングを手掛け始めた。自分の手で筆を走らせて、無限の想像を形にすることで、今まで感じたことの無いような自由な感覚を得られ、本業であるKis-My-Ft2としての活動や日常生活にポジティブな影響を与えたという。
初の個展開催に際しては、メンバーも背中を押してくれたこともありさらにアート創作に励み、オリジナルキャラクターである“FiNGAくん”を生み出した。ハンドサインを具現化したような形状のFiNGAくんは、千賀が振付をしているとき、手や指先の動きをよく意識することから思い付いたという。「誰もが人に見せたくない一面に、愛しさを感じる」という存在として生まれたFiNGAくん、自己を投影して見せたい部分でもあるのかもしれない。
Kis-My-Ft2として4年前に訪ねた台北に関して、千賀は「個展を海外でやるなら、まず台湾で」と強く思っていたとのこと。台北で開催される千賀健永展「FiNGAiSM in 台北」は、表参道ヒルズ スペース オーで展示されたドローイング、4体の巨大フィギュア、60体以上のFiNGAくんフィギュアなどの作品以外にも、本格的に制作工程を勉強した成果を見せたスニーカーも。さまざまな素材を集めたリメイクスニーカーや、ゼロからオリジナルで作ったスニーカーなど、合計20足近くを展示する予定。
「アーティストとして、常にバージョンアップした姿を見せたい」という千賀は、作品自体やディティールへのこだわりに関して、「来てくれるお客さんに満足していただける展示を作り上げたい。作品への愛情を感じてもらえたら」と自信を見せている。
下記は、千賀のコメント全文。
「千賀健永です。この度、個展『FiNGAiSM』を台湾で開催させていただくことが決定しました。日本では東京の表参道で初の個展をさせていただき、制作段階から海外での個展を目標としていました。このスピードで2回目、そして海外での個展が開催できること、嬉しく思います。展示する作品は、絵画、ゼロから制作した靴、そして今回はNIKEのスニーカーにFiNGAiSMを取り入れたリメイクスニーカー、前回のFiNGAのフィギュア達に加え、新たな仲間達の新作のフィギュア、更に今回は皆様にFiNGAくんを好きになってもらうため、アニメーション映像を制作しています。
この活動はあくまでアイドルの僕の表情とは全く別の、僕のプライベートな領域です。アーティストとして、皆様の心にワクワクを届けられるよう全力で制作活動をしております。ARTとエンターテインメントを融合した、皆様が体験したことのない世界へと誘いますので、是非、遠いと思いますが興味がある方はいらしていただけると嬉しいです」