家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「視られている量」を測るREVISIOは10月スタートの秋ドラマ初回放送の注目度ランキングを作成。人気の傾向を分析した。

　REVISIOの使用した“注目度”の指標は「テレビの前にいる人（滞在者）のうち、テレビ画面に視線を向けていた人（注視者）の割合」を示す。個人全体、男性、女性の3つに分け、発表した。

　全ての項目で1位だったのは俳優の鈴木亮平が主演を務めるTBS系連続ドラマ『下剋上球児』（日曜午後9時）で個人全体で68.4％、男性67.9％、女性68.9％だった。

　個人全体2位は俳優の木南晴夏主演の日本テレビ系『セクシー田中さん』（木曜午後10時30分）。木南が演じる田中京子は、地味で友達も恋人もいない経理部のアラフォーOLで、裏の顔は超セクシーなベリーダンサーという設定の作品。男性注目度は67.5％（2位）、女性注目度は62％（9位）となった。同社は「タイトルの影響なのか初回放送は女性よりも男性から圧倒的に注目されました」と分析している。

　個人全体で3位だったのは、俳優のムロツヨシが主演し、平手友梨奈がヒロインを務めるフジテレビ系『うちの弁護士は手がかかる』（金曜午後9時）。男性の注目度は64.5％で3位、女性の注目度は64.4％で6位だった。

　なお女性注目度2位はテレビ朝日系『相棒season22』（水曜午後9時）、3位は日本テレビ系『ゼイチョー ～「払えない」にはワケがある～』（土曜午後10時）。男女で大きな差があることが分かった。